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自称、何でもやりがたりバカ!?話が止まらないTシャツ“生地”職人

自称、何でもやりがたりバカ!?話が止まらないTシャツ“生地”職人
自称、何でもやりがたりバカ!?話が止まらないTシャツ“生地”職人
工場・職人紹介
2020.09.16
中嶋 みき
こんにちは。名古屋店コンシェルジュの中嶋みきです!

お待ちかね、愛知県一宮市のカットソー工場「今枝メリヤス」の今枝靖久さんへのインタビュー記事【後編】をお届けします。

後編も前編と同じく、今枝さんに聞いた“小学生にもわかる”Tシャツ作りや生地作りの裏話をお届けしますよ。今回は「工場内部」に潜入です!
糸や生地の張り具合をコントロール!
“二十数本”の糸1本1本に気を配る
▲無数に並ぶ編み機たち!どきどき。

事務所での生地作りの想いやこだわりを聞いたので、待ちに待った工場内部に潜入!今枝さんのスマートフォンで撮影していただきながらのライブ中継で動く編み機などを拝見させていただきました!

※なので、少し画像が粗いですがご了承ください!

(上の)この丸編み機はメンズの「LLサイズ」くらいです。
あ、機械によってサイズ決まっちゃってるんですね!
今はLLの機械を調整して、S・M・Lも作っていますけど。


ひとつの機械で“糸を減らすことで”、S・M・Lにしてくんだと思ってたんですけど、Sの機械、Mの機械、Lの機械って決まってるんですね。

そうですね。直径がぜんぶ大きさが違うんです。
※なお、ファクトリエのTシャツ生地についてはLLサイズの生地を作り、各サイズごとに裁断しています。(シェイプを出すために脇部分で縫製を入れるため、各サイズごとに生地を作らなくてもOKなんです)


そうなんだ!
この機械を見ると、くるくる下で巻いてく感じなんですね!

そうです。ちなみに、ここからここまでがバストのサイズになりますね。(生地の端から端)
あーなるほどー。
(下の写真)このように、ある意味、生地にはテンションをかけた状態で編んでます。丸編み機の場合は、下のローラーで生地を引っ張って(テンションをかけて)編んでるんですけど、多少なりともテンションかけないと生地というものは編めないんですよね。

ただ、このテンションをかけすぎると風合いが硬くなったりしますので、ローラーに巻かれている生地のテンションは気にしています。

※ちなみに、上の画像でローラーの上の生地に穴が開いているのは、生地の風合いチェック、目の詰まり具合=度目(どもく)の状態を見るために一部を切り取ったんだそう!


編み機の上から中に入っていく糸自体のテンションも気を付けるんですか?


ファクトリエさんのTシャツの生地は二十数本が一気に編み機の中に入っていくんです。
そんなに!?
はい。そのとき、全ての糸のテンションを均一にしておかないといけないんです。
なんか、変なことが起こるんですか?

変なことというか、生地が出来上がった時に、テンション強めに編み機に入っていったところだけ、引っ張られたような、つられたような感じになるので。
入れる糸にまで気を配る必要が・・・。(今枝さん、すごい・・・・)
ファッションじゃないほうをやってきたので
Tシャツをリピートしてくれるのが嬉しい
工場内部を見学させていただきありがとうございました!この今枝メリヤスさんならでは、とは何でしょうか?
どっちかっていうと、うちはファッションじゃないほうをやってきまして。
じゃないほう?
おんなじものをいいと思ってもらって、おんなじものを買ってもらってる。やってるものは肌着だったりとか体操服だったりとか。
それって実は一番評価うれしいところじゃないですか?認めてもらってまた注文くれるってことですもんね。特に肌着なんか肌触りとか、Tシャツもそうですけど、そこを評価してもらってるってことですもんね。
はい、そこを作るのがやっぱり大変で。生地を作ってもその先の縫製屋さんだったり型紙が悪いと評価されないんで、全部が良くないとやっぱり難しいです。
今までファッションじゃないものを作っていたとおっしゃってましたけど、Tシャツである意味ファッションになっていった感じ、ですね。
「何でもやりたがりバカ」ですね(笑)

ファクトリエでは、こだわりのある人のことを、愛を込めて「〇〇バカ」と呼んでるんですけど、今枝さん自身は何バカだと思いますか?

なんでもやりたがりバカ、ですね。生地は自分たちで作ったものがあるので家庭用のミシンとロックミシンを買いまして、お昼ごはん食べた後にTシャツを作ったり。

休憩ないじゃないですか(笑)。
仕事でもTシャツ作ってプライベートでもTシャツつくるみたいな。

最近ちょっと、そうですね(笑)。プライベートは少ないんですけどいろいろやってみたがりで、というのも私は・・・・・以下、略(何にハマってきたか延々とお話が続く(笑))」

・・・なんか、すごく熱い想いが伝わりました(笑)。

とことんこだわって結構のめり込んじゃうタイプですよね、今枝さんって。そんな今枝さんが作った、こだわりがたくさん詰まったTシャツ。ぜひ皆さんに着ていただきたいなと思います。
あ、ぜひ(笑)
《登場した工場はココ!》
愛知・今枝メリヤス株式会社
多くの工場が大口径の編み機に設備投資を行い、生産効率を追い求め、いつの間にか小口径の編み機を扱える工場が少なくなってしまいました。
しかしながら、機械さえあれば良いというものではありません。昔ながらの小口径の編み機は機械それぞれに個性があり、また工場の環境によっても出来上がる商品に差が出るため、蓄積されたノウハウと技術が必要なのです。それらを扱える職人を擁していることも大きな特徴です。

所在地: 〒491-0051 愛知県一宮市今伊勢町馬寄字西更屋敷15-1
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中嶋 みき
名古屋店の中嶋です。その服を着ている今日の貴方が素敵!と言われるような、その人それぞれに寄り添うご提案をしたいと思っています。私自身は枠やカテゴリーにとらわれたくない「あまのじゃく」。新しい発見をこのマガジンを通して一緒に探していきましょう!