創業から2年のボランティア後に転職!日下部さんはなぜファクトリエに?

創業から2年のボランティア後に転職!日下部さんはなぜファクトリエに?
創業から2年のボランティア後に転職!日下部さんはなぜファクトリエに?
ファクトリエ紹介
2021.04.26
小林 正樹
こんにちは!“こばにぃ”こと小林です!

さて、今日は大人気企画「ファクトリエメンバー紹介」。

ご紹介するのは、商品開発や品質管理など、あらゆる業務を担当している日下部 純一さん(くさかべ・じゅんいち)です!
ファクトリエ創業時からボランティアで!
今日はよろしくお願いします!普段は「くさじゅん」と呼んでますが、今日は日下部さんと呼びます(笑)。
はい(笑)。よろしくお願いします!
日下部さんとはファクトリエ創業時からボランティアで関わっていたので、社内ではとても長い付き合いですよね。
ですね。当時はまさか9年も一緒にやってるとは想像してなかったですね。
おそらくこの写真が、ぼくと日下部さんの最初の写真です。
小林さん、ツーブロックでなんかイカついですね(笑)
すごく髪が長い時代でしたね。
これはファクトリエが一番最初にやった、クラウドファンディングの達成イベントの会場かな?
ですね!外苑前のバーを貸し切って盛大にやりました!まだ我々はボランティア時代です。
熊本のシャツ工場「HITOYOSHI」の社長や、山田さんの前職の関係者とかもたくさん来てくれましたね。
安定志向なのに大企業を退職!
「山田さんに突き動かされました」
さて、日下部さんはもともと誰もが知ってる大手IT企業に新卒で入社して、ずっとその会社でキャリアを積んでいたじゃないですか。
ですね。
大手IT企業から名も知れないベンチャー企業に飛び込むくらいなので、見た目の落ち着いた感じとは真逆に、燃え上がるような闘志とか、チャレンジ精神に満ち溢れていたんですか?
・・・・。
・・・・。
僕ってすごく安定志向なんですよ。
えっ、そうなんですか(笑)。※ちょっと拍子抜けする私。安定志向なのに、安定した大手企業を辞めた!矛盾!くさじゅん!
(笑)。ですね。そこは代表の山田さんに突き動かされた感じですね。
全ての始まりは
就活中のグループディスカッション!?
突き動かされたというお話、詳しく聞きたいですが、まず日下部さんと山田さんとの出会いは、ぼくよりも早かった気がします。
そうですね。大学生時代ですね、出会いは。
すごい!そんなに前ですか。でも大学は二人とも違いますよね?
就職活動中に知り合いました。ある会社のグループディスカッションの時に偶然同じテーブルになったのがきかけです(笑)。
ひぇ~!始まりがそんな出会いとは!人生何が起きるかわからない・・・。
ほんとそうですね(笑)。そこで意気投合して連絡先を交換して。
ちなみに大学生時代の山田さんってどんな感じだったんですか?
あんまり第一印象は覚えてない(笑)けど、後日、他の就活イベントでいろんな企業の前でプレゼンする山田さんを見に行ったことがあって、その時はなんかすごいなぁとびっくりしたのは覚えてます。
プレゼン上手は昔からなんですね。
その後は、半年に1回くらいは集まるような、それくらいの感じだったんですけどね。
まるで“甲子園を目指す高校球児”
そんな感覚だったボランティア時代
▲創業間もないころの山田さんと日下部さん

半年に1回くらい集まるくらいの感じだったのが、急に山田さんから声がかかったと。
そうなんです。急でした(笑)。山田さんからファクトリエを手伝ってほしいと声が掛かって。
最初は一緒に商品発送のために段ボール作ったりして出荷作業しましたね~!休日や会社終わりに集まって。どうでした?あの時間は。
単純に面白かったですよ。部活に行ってるような感覚。山田さんのやりたいことに共感できたし、みんなで甲子園目指してる感じ!
夜遅くまで外苑前にある小さな部屋に集まって、“ああでもない、こうでもない”って言いながら話し合っていたのがついこの間のようですね。ありがたいことに、カンブリア宮殿やガイアの夜明けで紹介していただいたりして、出荷作業がとても大変だった思い出があります!
ですね。ガイアの夜明けが放送されたときはまだ社員ではなかったけど、ファクトリエがだんだんと大きくなるに連れて、業務内容がボランティアの域を超えてきて、今後のかかわり方を考えるようになりましたね。
つまり・・・・決断の時・・・・
(ゴクリ)
ボランティアで約2年が経過
社員へのお誘いは「告白されてる感じ」
ボランティアで手伝うならまだしも、社員になるっていうのは相当の覚悟がいりますよね。ましてや安定志向だったら。
そうですね。前職は大手IT企業のシステムエンジニアとして約9年間勤務していたので、まさに安定してました。
職場に不満足とかはなかったわけですもんね?
ですね。幼い頃から目立つことが得意ではなく、全てにおいて平均点は超えてるような感じで育ちました。なので安定志向が強く、前職は僕の性格からしても何の文句もない職場でした。
そんな状況で、山田さんから声がかかって・・・
ファクトリエでボランティアをして2年が過ぎたくらいですかね、山田さんからファクトリエの社員になってほしいと言われたのは。
どんな気持ちだったんですか?ファクトリエの取り組みにはめちゃくちゃ共感して手伝いつつも、安定志向の心がモヤモヤさせますよね?
声をかけてもらったときは、まさに告白されてる感じ(笑)。こっちも緊張しました。言われる前から考えてはいましたが、僕には会社を辞める理由が一つもなかったんです。
やっぱりそうですよね。
でも、これは“チャンスなんじゃないかな”と思うようになったんです。
チャンスですか。
はい。この話を受けなかったら僕は一生前職を抜けることはない。こんな機会は一生巡ってこないのではないかと。
「チャンスの神様は前髪しかない」
▲右:当時の学生インターン・坂村さん。工場さんからもらったスイカ。

ぼくもその気持ちはとてもありました。
「チャンスの神様は前髪しかない」っていう言葉があって、これはチャンスを掴もうと思った時に掴まないと、手遅れになってしまうという意味です。前髪があるからと油断していたら、後ろ髪は無くて結局掴めないということ。
手遅れになるかもしれないと。
そう。だからこのチャンスを掴むか、掴まないのかの決断でしたね。で、当時は独身で、実家暮らしだったので“何とかなる”と思ってファクトリエに入ることを決めました。人生で一番悩みましたね(笑)。
いつだったか、山田さんも「社員になってほしいと声をかけたときは本当にドキドキした」と言っていたから、みんなドキドキしたし悩んでたんですね(笑)。
いまはとても楽しく過ごせているし、やっぱりチャンスを掴んで正解だったと思います!
<座右の銘>
正解を選ぼうとするのではなく、
選んだことが正しくなるように行動しなさい
では話を変えまして、みんなに聞いてるんですが座右の銘ってありますか?
「正解を選ぼうとするのではなく、選んだことが正しくなるように行動しなさい」ですね。
とてもいい言葉ですね。
この言葉は、前職を退社するときに、同じチームで働いていた先輩から言われた言葉で。
いい先輩。
一緒に仕事を共にした一番の先輩だったので、安定志向のうえに、根拠がないと動けない僕の性格をよくわかってくれていました。なので、“ベンチャー企業に行く決断が正解なのか”と悩むであろう僕にくれた最後のエールです。
その言葉で何か気持ちは変わりました?
先輩が言ってくれたのは「決断が正解だったかを悩む前に、自分が良いと思った選択が正しくなるように行動をすれば、必ず正しい方向に導ける」ということ。だからこそ行動するしかないんだと気持ちが吹っ切れました。
実際にどうでしたか?社員になってみて。ボランティアでやっていたとはいえ、また違う感覚はありました?
不安など感じる暇も無かったですね。もう決めたからにはやるしかないって感じ。
まさに先輩の言葉通り、やるしかない!と。
はい。それこそ、前職は大きなプロジェクトを動かすためには入念な計画をしなきゃいけないけれど、ファクトリエではそんなこと通用しなかった。だから何が正解か分からないけれど、その時その時の行動が大切だと実感しました。
「正解」もわからないけど
「行動」もやってみないとわからない
やっぱり大企業からベンチャーに入るって大変なことも多かったのでは?
先輩の言葉を胸に刻みつつ、「行動」しよう!と日々奮闘してましたが、やはり、前職とのギャップにやきもきすることも多かったですね。
あんまりそういう感じはしなかったけど、内心では葛藤のような気持ちがあったんですね。
そう。でそのとき、改めて行動の大切さに気づくきっかけをくれたのが、南場智子さんが書いた『不格好経営 -チームDeNAの挑戦』という本。
私も読みました!
もともと世界有数のコンサルティング企業で経営アドバイザーとして活躍されていたんだけど、実際に自分が経営者になってみると全然うまくできないことに気づいた、というお話で、まさに“やってみないと分からない”が痛烈に書かれていたんです。
たしかに。あれだけ活躍された方でも失敗があるんだと・・・。
今までやってきたこととか、そういうのを一回チャラにして、とにかくやってみる、行動してみることが正解につながるんじゃないかって、あの本を読んで強く感じましたね。
「自分が自分らしくいられること」
それが日下部さんにとっての正解
ちなみに日下部さんにとっての正解ってどんなイメージ?
それが難しいんですよね(笑)。例えば、僕は2018年に育休取ったんですよ。
ですね。オフィスであまり会わなかったですね。
でも前職のままだったら会社の雰囲気とかもあって取っていないと思う。
ほぉ。
でも、子どもの小さい時に一緒に過ごせたっていうのは自分の中でとても大きくて、メンバーの理解も得つつこの会社で取りました。で、その決断は振り返るとそれは自分の中で一つ「成功」だと感じる。つまり、そういうのが積み重なっていけば「正解」になるんじゃないかなと。
大切なのは“自分が自分らしくいられるか”ということですね。
そうね。正解を追い求めることはキツイけれど、自分の行動をふと振り返ったときに“良かった”と思えることが正解になる。そんな感じです。
お気に入りはペニーローファー
さて、いろんなアイテムを展開しているファクトリエですが、日下部さんのお気に入りはなんですか?
宮崎製靴が手掛けたこの「ペニーローファー」です。靴が好きで、そんなに数は持っていないんだけど、靴って大事にすれば長く履けるし、なんか自分に合ってる気がするんですよね。
アッパーとアウトソールを直接縫い合わせるのではなく、「ウェルト」という細革を介してくっつけているのが特徴の「グッドイヤーウェルト製法」で作られている、履き心地抜群の革靴ですね
とにかくこのローファーは疲れにくい。他のものと比べても断然に歩きやすいんです。
履くとどんな感じなんですか?
インソールの中にコルクが敷き詰められているので、履いていくとコルクが沈み、自分の足の形になっていきます。まるでオーダーメイドで作ったかのような履き心地なんです。それくらいピタッときてますね。
コルクが沈み、自分の足の形になる・・・それだけで十分、心地よさが伝わります。
週に一度は必ず履いてます。たくさん歩く日でもカジュアルになりすぎず、色んな服にも合わせやすいので優れものです!
かなりいい味出てきますね。
そうそう2年くらいはいてるかな?かかとがすり減ったので一度修理していただきました。このローファーは底の修理がしやすいので、アッパーの手入れをきちんとしていれば何十年も履くことができます。
もっと長く履いていけば、さらに味のあるシワや艶が出て、より一層素敵なものになりそう。
ですね。これは既製品ですが、履けば履くほど馴染んでくるので、「自分だけの靴」に育てていきたいですね。
相棒は、高校時代を共にした
「靴磨きブラシ」
ちなみに、ファクトリエのアイテムではないけど、革靴と同じように愛用しているものってありますか?
靴磨きのブラシですね。
靴用のブラシ!でも、なんとなくて家で靴を磨いてそうなイメージはあります(笑)。
ありがとうございます(笑)。小林さんも知ってると思うけど、ずっとサッカー部だったので、スパイクを磨くことが多くて、靴磨きが自分の中に習慣としてありますね。
やっぱり原体験があるんですね。
特に試合前は部員みんなが丁寧にスパイクを磨いて、ピカピカの靴で試合に臨んでいたのを覚えています。今は新しいブラシを使っていますが、思い入れがあるこのブラシはずっと大切に保管しています。
“部員全員でやる”っていうのが素晴らしいですね。
今でも、大事な打ち合わせや、ここぞ!というときには必ず靴磨きをしてますよ。
本当ですか!真似しないと・・・。ファクトリエのスーツを着るとテンションが上がる、というお客様の声は結構いただきますが、そういう感じ?
そうですね、きれいな靴を履いてると気分が上がり、自信にも繋がるので、好きですね。
日下部さんの得意なことは
「継続する」ことですね!
色々話をしていくうちに、日下部さんの得意なことが明らかになってきました!
なんですか?
それは「継続して物事を行う」ことですね!サッカーもそうですが、日下部さんが高校から始めた靴磨きは今でも続いていますよね。仕事もそういう感じがします。
たしかにそれは言えてますね。ちなみにマラソンも継続してますよ(笑)。
鉄人・・・。
マラソンとかも湘南国際マラソンに8年連続出場してます。人生でフルマラソンと富士山に登ることはやっておきたくて、どっちもやったんですけど、マラソンはずっと続いてます。コツコツやることは僕の性格に合ってるんです。
コツコツ物事に取り組む日下部さんタイプはファクトリエに必要不可欠!ぜひこれからもファクトリエを盛り上げていきましょう!
がんばりましょう!
▲ある日のご飯会。

いかがでしたでしょうか。

日下部さんの話を聞いて、私が感じた大きなテーマが「決断」。

なので、最後に「決断」を通して見えたもの、得たものは何か聞いてみました。

「根底にある安定志向は変わっていないけど、“挑戦”できるようになった。そして、自分自身を強く持てるようになった。これが僕が得たこと。見えたことは、転職する時に、前職の会社の人に新しいチャレンジができるのは羨ましいと言われたことがあって、そんな風に思ってもらえていることを知れたのは励みになりましたね。
他にも僕の意見を尊重して応援してくれる人もたくさんいました」

日下部さんの真面目な性格やあたたかい人柄があってこそのお話がたくさん聞けたインタビューとなりました!

話を聞いてみたい社員がいたら、どしどしご連絡くださいね!

次回もお楽しみに~!
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小林 正樹
お笑い担当としてファクトリエに笑いを届けています。メルマガや商品ページの文章作り、熊本本店の店長でもあります!熊本にいるからこそ九州の工場さんに会いに行って直接お話を聞いたり、現場からしか伝えられない熱さをお届けしています!