夏を快適に変えるニットシャツ
最高峰「アルビニ」の高級糸で
家でも着たくなる1枚に。

夏を快適に過ごしたい、在宅勤務で着るものでストレスを感じたくない、でも上質さはほしい・・・。

そんな想いを持つビジネスパーソンの皆様に向けて、日本を代表するシャツ工場「HITOYOSHI」が渾身の1枚を作り上げました。

世界最高峰のシャツ生地ブランド
「ALBINI」の超希少コットンを糸に

世界最高峰のイタリア・シャツ生地ブランド「ALBINI(アルビニ)」。1876年設立の老舗ブランドで、イタリア三大生地メーカーのひとつです。このアルビニのグループ紡績メーカー「i cotoni(アイコットーニ)社」が作り上げたスペシャルな糸を100%使用した、なんとも贅沢なビジネスシャツ。

“スペシャルな糸”。

それは、アメリカ・カリフォルニア州の「Corcoran(コ―コラン)」で収穫される、スーピマコットンを撚り合わせた糸だということ。スーピマコットンが世界三大コットンのひとつに数えられるのはあまりも有名ですよね。

ちなみにコーコランは、高級コットンの栽培地であるサンホアキンバレーの中心部に位置する町。この町の肥沃な土地と清らかな空気の中で育つスーピマコットンは、ピマコットンの中でも実に1～2%しか採取できないと言われる非常に希少性の高いコットン。繊維が長く、強度に優れているのは言うまでもなく、驚くほどのなめらかさを持ちます。

そんなコットンをアイコットーニ社が、生地の生産工程でかかる糸へのストレスなどを極力排除することで、光沢感や風合いなど原料の持つ良さを最大限に引き出すことに成功。

さらにこの糸を、日本国内でニット生地に仕上げたのが今回のこのシャツに使われているんです。

通気性と動きやすい伸縮性。
そして高級感を漂わせるニットシャツ

日々のビジネスシーンで気兼ねなく使えるよう、あえて80番手という太すぎず細すぎない絶妙な糸を使用。また、2本の糸を撚り合わせた双糸(そうし)にすることで、ニット生地ながら、布帛(ふはく:一般的な平織りや綾織のシャツ生地)のイメージをそのままに適度なストレッチ性があり、アクティブに動ける、“コットン100%”のニットジャージーシャツが完成しました。

夏を意識して編み目を詰めすぎず、「通気性」のよさを大切に。それでもこの上ない高級感をしっかりと感じられる、贅沢なシャツに仕上がっています。

縫いづらいニット生地もなんのその。
一流のシャツに仕上げるヒトヨシの職人技

夏にぴったりなこの生地を、1枚のシャツに仕上げるわけですが、ニット生地は伸縮性があるため、そもそも縫製がしづらいというのが本音。

しかし、高級ドレスシャツを作り続けるヒトヨシの職人の手にかかれば、一般的な平織りのシャツ生地と同じように、細部の縫製やミシンのステッチワークなどあらゆる細かな部分にまで気を配った、一流のシャツに仕上がります。

それでは、一流のシャツの証をご紹介していきます。

襟とカフスの「美しく描かれた弧」に注目!
芯地には「フラシ芯」を使用し、着心地抜群

襟の形は「ホリゾンタルカラー」を採用しました。この襟は、ノーネクタイで第1ボタンを外しても、襟が美しく立ち、清潔感漂う雰囲気が生まれます。
もちろんボタンを留めてネクタイを締めても、小ぶりな襟が上品な印象になるので、おすすめ。

この襟で見てほしいポイントは「優しい弧を描いた襟の反り返り」です。

柔らかいニット生地をここまで美しくカーブさせるのは非常に難しく、“シャツの顔である襟”を徹底的に美しく見せようという職人の心意気を感じさせてくれる部分です。

そして、美しいアールを描くカフス先端にもご注目。
カクカクした部分が一切なく、なめらかにカーブを描くカフスは、一見簡単そうに見えて高い縫製技術が必要です。

名刺交換や握手する際に、相手をうっとりさせるほどの美しさ。
自分に自信を持たせてくれる至高のカフスをぜひご堪能ください。

ちなみに、襟とカフスは、表生地と裏生地の間に「芯」が入っています。この芯にも着心地を良くしたり、長く使ってもらうための配慮がされています。

その配慮とは、表から見えない部分にあります。

それは、襟とカフスの芯地にはコットン100%の「フラシ芯」を使用しているということ。一般的なシャツに多く見られるのは「接着芯」です。これは襟を糊(のり)で固めることで、パリッとさせるというものですが、固めてしまうため肌馴染みが悪く、アイロンなどの熱で糊が融解し襟の形も変わってしまうことがあります。

フラシ芯を使うことは、高いコストや高い縫製技術が求められますが、最高の着心地と長く愛用してほしいという想いで、この芯地を採用しました。
着心地の良さを存分に味わってくださいね。

着心地追及は、「縫製糸」にまで!
伸縮する糸でツッパリ感ゼロ

▲襟裏まで美しく縫製されています。(カラーキーパーも付属します)

もっと細かな違いは、「縫製糸」にも。

伸縮する生地の魅力を殺さないように、縫製糸にも伸縮性がある糸を使用することで、シャツが持つ最大の着心地を楽しんでもらえるように配慮しています。
また、ミシンのステッチも非常に細かく縫われていて、ドレッシーさをさらに高めています。

この細かな配慮が、着るだけで風格を与えてくれるシャツへと進化させてくれるんです。

この上ない上質感!
「天然貝ボタン」と「鳥足ボタン付け」

一流のシャツは小さなボタンにさえこだわりが詰め込まれています。

ボタンは、奈良で研磨された1.5㎜厚の高瀬貝ボタンを使用。まるで真珠のように品のあるラグジュアリーな光沢が、見る人を魅了させます。

また、ボタンの「付け方」にも驚きの工夫が!ボタンの付け方(縫い付け方)を上から見てみると、まるで「鳥の足」のようになっています。これはボタンの付け外しを楽にするための工夫。

▲鳥足付けの参考写真。

1つのボタン穴から3方向に放射状に縫い付けることで、ボタンの片側が浮き、ボタンの可動域が広がるため、付け外しが楽になるんです。
他ではなかなか見られない特殊な付け方ですが、逆に人とかぶらない、オリジナリティ溢れる付け方なので、見えづらいところにこだわりたい男性にはぐっとくるポイントですよね。

いい生地・いい縫製に加えて大切なこと。
それは「かっこいい」ということ。

▲ネクタイも映えます。

どれだけ機能的に素晴らしい生地、上品や高級感を醸し出す縫製やパーツを使っていたともしても、やっぱり譲れないのは、そのシャツが“かっこいいか”ですよね。

今回のシャツもその点に妥協せず、しっかり作られています。

まず、日本人の体形合わせて立体的に作られた美しいシルエットが自慢。
胸ポケットはあえてつけず、ボディーラインをすっきりと見せるデザインにしています。

また、すっきりとしたスタイリッシュな見た目にするため、イタリアやフランスのシャツに多く見られる「裏前立て仕様(※)」に。モダンでスマートなミニマルデザインを追求しました。

背中には両サイドにダーツを入れて、後姿をシャープに美しく見せてくれます。

(※)「前立て」は、前ボタン部分を補強するために付けられる帯状のパーツのこと。「裏前立て」とはその帯状パーツが、生地の裏側にあるもののことを言います。

カラーはホワイト、サックスの2色。

実際手に取ってみると、驚きの美しさと着心地の良さです。

ぜひ夏に向けて手にしてみてくださいね!

■参考
HITOYOSHI 鹿の子ドレスシャツとの比較表

HITOYOSHIからニットジャージー素材を使った「鹿の子ドレスシャツ」も販売されています。同じく伸縮性のあるニットシャツで、シルエットや各パーツの仕様は同じです。異なるのが生地。

その生地の違いを、ファクトリエの商品開発担当の目線で比較してみましたよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

鹿の子ドレスシャツは、コットンのほかにポリエステルもブレンドされた生地なので、このシャツにも魅力的な要素はたくさんありますよ。

▼鹿の子ドレスシャツはこちら

【お手入れについて】

■洗濯について
洗濯の際はボタンを留め、網目の大きなネットに入れて洗濯してください。
ボタンダウンシャツの場合、襟先ボタンを外してから洗濯してください。
襟、袖口のしつこい汚れは、スティックタイプや霧吹きタイプの洗剤、もしくは、固形石鹸を汚れの部分に塗り、10分から15分水につけ置きし、汚れを取ってから洗濯してください。

脱水は短く15秒から30秒程度で十分です。
長時間の脱水は乾燥後のシワが残り易く、縮みの原因となりますのでお控えください。
タンブラー乾燥は、避けてください。

干す際は形を整え、すぐにハンガーにかけて陰干しをしてください。

■アイロンがけについて
中温(140度から160度)でおかけくだい。
一箇所で留めず動かしながらおかけください。

シミや汚れの上からアイロンを当てますと、芯地や繊維に汚れが浸透してしまいます。
頑固な汚れは、部分洗いをして汚れを落としてからおかけください。

■クリーニングについて
半乾きの状態で、高温、高湿プレスを繰り返しますと、型崩れ、ボタンや生地の劣化の原因になる場合がありますので、ご注意ください。