- 干場 義雅(ファッションディレクター)× 山田敏夫(ファクトリエ代表)

ファッションの世界で大切にしているのは2つの哲学 story01

山田:
ファクトリエとの出会いや私たちの取り組みについて率直にいかがですか?

干場さん(以下敬称略):
きっかけは、代表の山田さんを知人から紹介されたのが最初です。 山田さん自身にとても誠意を感じましたし、製品作りの想いにもとても共感しました。

ファッションの世界にいると、残念ながら誠実に作られているものばかりではないので、そんな中で流されないように、私自身、 もの選びの哲学を持つようにしています。

「多くの粗悪なものよりも、少しでよいから良いものを」
「移り変わる流行よりも、普遍的な美しいスタイルを」

という2つです。 良いものを適正価格で提供するファクトリエは、まさに、私の哲学とも一致すると感じました。

おしゃれは人のためにするもの story02

山田:
実際にファクトリエの洋服を見て感じる部分はありますか?

干場:
素材が良く、とても良いものだと思いました。食事も、ファッションも、素材が良いことが大事だと想っています。良い素材で、良い作り手が想いを込めて作ったものが一番で、ファクトリエの商品はそれが満たされていると感じます。

『Sette mari(セッテ・マーリ)』という雑誌でも書いているのですが、私はおしゃれは人のためにするものだと思っています。TPOに合わせた装いをすることはもちろん、独りよがりでおしゃれをするのではなく、相手のことを想って、着る服を選びたい。 ファクトリエの服は、大事な場面で選びたい服になっていると思います。

ファクトリには日本発で世界を目指してほしい story03

山田:
今後のファクトリエについて、どんなことに期待していただいていますか?

干場:
私自身、クルージングを通して様々な国で多くの刺激を受けたので、ファクトリエにもぜひ、日本発で世界を目指してほしいですね。 船旅で海外の人とふれあった際に、トレンドものでなく、ベーシックなものをとてもかっこ良く着こなしいているのが印象的でした。 自然に溶け込むことを「ナチュラーレ」と言いますが、それがおしゃれの基本だと思うようになりました。 もちろん、着る側の意識も大事で、ベーシックなものを素敵に着こなせるようになるために、中身の人間がかっこ良くいないと いけないですよね。私も、絵になる着こなしをこれからもして行きたいですし、ファクトリエの服なら、きっとそれが出来ると思います。