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FACTELIER IMPACT REPORT2025

FACTELIER IMPACT REPORT2025 FACTELIER IMPACT REPORT2025

ファクトリエと日本の工場がめざす「ほんものづくり」

日本繊維輸入組合が2025年6月13日に発表した「日本のアパレル市場と輸入品概況2025年版」によると、日本の衣料品の国産比率はわずか1.4%。日本の縫製工場は中小・零細企業が多く、経営不振や深刻な人手不足により廃業が相次いでいます。

日本のアパレル製品の国産比率

便利さや価格だけでは語りきれない、「ほんものの価値」が見えづらくなるなかで、日本の工場が積み重ねてきた技術や誇りを、どう未来へつないでいくか。

つくり手の技術と想いがちゃんと残る世界をつくりたい。
この願いを胸に、工場とともに歩んできました。

2025年のインパクトレポートでは、その取り組みの現在地と、これから描きたい未来をお伝えします。

工場に還元できる適正価格を

お客様にとって納得できる価格でありながら、つくり手にとっても無理のない価格であること。ファクトリエは、そんな“適正価格”を守り続けています。

大量販売や値引きに頼らず、技術に見合う対価が工場にしっかり届く仕組みをつくることで、技術継承や設備投資が未来へつながる環境を育てています。

工場に還元できる適正価格を

ほんものづくり

ファクトリエが目指すのは、5年先も10年先も「まだ着たい」と思ってもらえる服づくりです。

流行や消費サイクルに左右されず、長く愛される“本物”だけを生み出す工場とともに歩むこと。それが、私たちと工場がめざす「ほんものづくり」。

手間と時間を惜しまない技術、素材を選び抜く姿勢、そして、つくり手の想いまで届く透明性。

日本の工場でしかつくれない品質を、これからも世界に向けて発信していきます。

ほんものづくり

ファクトリエのあゆみ

2012年にスタートした私たちの事業ですが、提携工場は2社から61社へ。日本各地の工場と作り出した累計アイテム数は1,500を超え、作った商品は最後の一点まで廃棄することなく、お客様の手元に届けております。

提携工場推移
提携工場分布図

提携工場へのインパクト

2025年10月に弊社主催「ものづくり文化祭」イベントに参加した工場21社にアンケート形式で回答いただきました。
工場の男女比率は経営者はすべて男性で、従業員の9割は女性が占めています。
従業員数は30〜50名が6割、100名以上が2割となっています。

ファクトリエ参画工場の経営状況

ファクトリエ参画工場の経営状況

今回の調査では、参画工場の約6割が黒字と回答しましたが、そのうち「黒字だが前年より悪化している」工場が23%あり、決して楽観できる状況ではありません。赤字の工場も2社存在し、そのうち1社は悪化傾向にあります。黒字が多い一方で収益悪化がみられることから、工場の経営環境は依然として厳しく、今後の改善に向けた取り組みが必要であることが明らかになりました。

工場が抱える課題

工場が抱える課題

工場が抱える課題として最も多かったのは「材料価格の上昇」(19.7%)で、前年の28.21%からは減少したものの依然として負担が大きい状況です。一方で、「若手人材の採用」は16.7%と前年の2.56%から大幅に増加し、人材確保の難しさが顕在化しました。また、新設項目の「技能実習生制度への対応」も一定数回答があり、現場の制度対応負荷がうかがえます。全体として、コスト要因はやや落ち着いたものの、人材や設備など長期的な経営に関わる課題が相対的に目立つ結果となりました。

工場の自社ブランド比率

工場の自社ブランド比率

今回の調査では、「自社ブランド比率が1割以下」という工場が66.7%と最も多く、続いて「2〜4割」が23.8%という結果でした。一方で、6割以上を自社ブランドでまかなえている工場はあわせて9.6%にとどまり、多くの工場では受託生産への依存度が高い状況が続いています。
ファクトリエでは、すべての提携工場が自社ブランド比率3割以上を実現できる状態を理想としていますが、現時点ではまだ道半ばです。より安定した生産計画や新規プロジェクトの開発支援などを通じて、自社ブランド比率を高められる環境づくりを引き続き進めていきます。

ファクトリエとの取り組みは
経営にプラスに働いているか

ファクトリエとの取り組みは経営にプラスに働いているか

今回の調査では、参画工場の80%が「ファクトリエとの取り組みが経営にプラスに働いている」と回答し、多くの工場で一定の効果が生まれていることがわかりました。

一方で、「どちらともいえない」「取り組み前と変わらない」が合わせて20%あり、ファクトリエの取り組みがすべての工場で十分な成果につながっているわけではありません。この結果を真摯に受け止め、より多くの工場にとって実質的な価値となるよう、商品開発や販路を改善していく考えです。

ファクトリエとの取り組みでよかったこと

ファクトリエとの取り組みでよかったこと

今回の調査では、「生活者視点のものづくりができるようになった」(29.7%)が最も多く、前年と同様にファクトリエとの取り組みが商品づくりの視点変化につながっていることが示されました。また、「新たな収入源を得られるようになった」(16.2%)や、「後継者や新卒など若手が加わった」(5.4%)など、経営面や人材面での前向きな変化も見られます。一方で、技術力向上や他工場とのつながりといった項目は前年より減少しております。良い変化が現れている部分を広げつつ、交流機会や技術共有など、より価値を届けられる取り組みの強化を行ってまいります。

2025年の工場の挑戦

2025年は、多くの工場が設備投資や若手育成、新しい商品づくりなど、前向きな挑戦に取り組んでいます。それぞれが自社の強みを活かしながら、未来に向けた一歩を着実に進めていることがうかがえました。

縫製自動機の導入、特定技能実習生の受け入れ態勢強化

三田村 知紀さん

株式会社アタゴ

三田村 知紀さん

海外販路への挑戦や、社内での生地コンテストによる技術担当のモチベーションアップなど

辻 雄策さん

丸和ニット株式会社

辻 雄策さん

若手採用・育成。設備導入。海外展示会への挑戦。組織変更。

上田 誠一郎さん

株式会社インターナショナルシューズ

上田 誠一郎さん

技術の伝承とチームでのものづくり。

楠 泰彦さん

クスカ株式会社

楠 泰彦さん

働き方改善。完全週休2日にむけて、年間休日を10日増やした。

菅谷 正さん

株式会社マーヤ

菅谷 正さん

ベビーシリーズ(ブランド)ローンチ
シャトル織機を使う職人の後継者育成

渡邊 文雄さん

渡辺パイル株式会社

渡邊 文雄さん

どの工場も目指したい形を実現した「デ・アイ」さんのチャレンジついて、宮崎県都城市の工場さんとともにお話を伺いました。よろしければ、こちらの動画もご覧ください。

2025年の感想と今後の取り組み

厳しい環境の中でも、多くの工場がしっかりと未来を見据え、次の一歩を考え続けていることが伝わってきました。日々の課題を抱えながらも、ものづくりへの誇りを胸に前向きに取り組む姿勢が、今年のコメントから強く感じられます。

ベビーや子ども服以外のアイテム強化

木村 彰

小林メリヤス株式会社

木村 彰さん

他では評価されなかった自分たちの作る良いものを評価してもらえたことがうれしかったです。

水谷 陽治さん

株式会社東洋繊維

水谷 陽治さん

素材や品質の良い商品をもう少し安くお客様に届け、生産数を増やしたい

森 茂樹さん

ティー・エフ・シー株式会社

森 茂樹さん

持続可能なモノづくりを起点にした新しい定番商品づくり。

森 孝一郎さん

HITOYOSHI株式会社

森 孝一郎さん

コロナ禍で、主力売上の生地の受注が激減し見通しが見えない中、ファクトリエさんから送っていただくユーザー様の声を目にして目頭が熱くなるほど勇気をもらい、ものづくりをしていて良かったと深く思いました。ファクトリエや自社のことをより知って戴くために、著名人とのコラボ企画などがあれば色々な世代により認知して戴けるかなと思います。

辻 雄策

丸和ニット株式会社

辻 雄策さん

年度末に前年売り上げを超えられないと思っていたが2日後ファクトリエさんの売り上げで前年売り上げを超えられた。

後藤 賢二さん

マルカ株式会社

後藤 賢二さん

これからもファクトリエは、工場の皆さまとともに、日本の技術と誇りを未来へつなぐ「ほんものづくり」を進めていきます。工場の職人たちが、力を存分に発揮できる環境をつくりながら、お客さまに長く愛される一着をお届けできるよう、私たちも歩みを続けていきます。

お客様へのインパクト

2025年9月末〜10月上旬に実施したファクトリエNPSアンケート(N=1,358)には、多くのお客様から率直なご意見や温かい声が寄せられました。ここでは、その結果から見えてきた「ファクトリエを選ぶ理由」や「これからへの期待」をまとめています。お客様の声は、私たちのものづくりを磨き続ける大切な指針です。いただいた声を力に変え、今後もより良い体験をお届けできるよう取り組んでいきます

ファクトリエの利用に至った「決め手」は?

ファクトリエの利用に至った「決め手」は?

※本質問のみ、2024年9月~2025年8月の間に新規会員登録した中で回答してくださった方(対象者186名)

調査では、「日本製・職人への応援」(46.3%)が最も多く、お客様がファクトリエの背景にあるつくり手への姿勢に強く共感してくださっていることがわかりました。「品質・素材・耐久性」(41.3%)や「ブランド理念・ストーリー・信頼」(20.0%)も高い割合を占めており、工場とともに取り組んできた“ほんものづくり”が、購入の決め手として確かに届いていることがうかがえます。また、デザインや機能性を理由に選ぶ声も一定数あり、長く使えるシンプルさや着心地づくりへの取り組みも評価されています。

ファクトリエを今後も利用したいですか?

ファクトリエを今後も利用したいですか?

調査では、「ぜひ利用したい」(66.8%)と「利用したい」(20.5%)を合わせて87%近くが前向きな回答となり、多くのお客様が継続してファクトリエを選びたいと感じていることがわかりました。一方で、「どちらでもない」「利用したくない」も一定数あり、すべてのお客様に満足いただけているわけではありません。長く愛用いただける「ほんものづくり」を続けるとともに、より良い体験をお届けできるよう、取り組みをさらに磨いていく必要があります。
※10段階評価で回答いただき、10~8を「ぜひ利用したい」「7~6を利用したい」「5~3をどちらでもない」「2~1を利用したくない」としてまとめました

今後も利用したい理由

「品質、デザインともに満足しているし、なぜそれを着るかという意味も見出せる」
(60代/男性)

「お値段も買いやすく、良い品質のものが手に入るから。また、国内の作り手の方を応援したいから」
(40代/女性)

「価格と品質のバランスが良いので、安心して購入出来る」
(60代/男性)

「他の店では買えない、機能性に優れた日本製にこだわった商品を扱っているから」
(40代/女性)

「良質な日本製品の服を着たい。また日本の繊維産業を盛り上げたい」
(50代/男性)

「素材や縫製の素晴らしさや飽きの来ないデザインで、数年前に購入した商品を歳を重ねても尚着用し続けられるところがありがたい」
(50代/女性)

ファクトリエにひとこと

お客様のひとこと一つひとつが、私たちのものづくりを前に進める大きな力になっています。

(50代/女性)
「インスタライブで商品説明されているのが、とても参考になっています」
(50代/女性)
(40代/男性)
「人気商品は完売になることが多いので、再販売をして欲しい」
(40代/男性)
(50代/女性)
「カラーのバリエーションやデザインなどがもう少しあったら良いなと思います」
(50代/女性)
(60代/男性)
「ポップアップなど、実際に商品を手に取り確認する機会がもっとほしい」
(60代/男性)
(40代/女性)
「受注生産でもいいので、大きいサイズもしくは小さいサイズを作ってほしい」
(40代/女性)
(60代/男性)
「商品づくりの考え方や姿勢に共感し、ファンになりました。今後も期待しています」
(60代/男性)

2025年に実施した取り組み

ふるさと納税を開始

2025年12月よりファクトリエが提携する9つのアパレル工場がある自治体の「ふるさと納税返礼品」として、その地域で生産された衣料品の提供を開始しました。熊本を拠点に、国産アパレルの魅力を全国へ届ける新たな取り組みです。
工場で働く若い女性職人と話す中で、産婦人科のある病院がないこと、子育てを安心してできないことから田舎自体を離れる選択をするケースもあり、地域としてのインフラの大切さを痛感してきました。この問題も、使用使途を決められるふるさと納税の寄付の形であれば解決できるのではと感じました。日本各地には高品質で長く愛用できる洋服を作る工場が揃っています。もちろん、私たちの取り組みは完璧なものではありません。ですが、新しいひとつの「選択肢」を生み出せるのではと思っています。日常のなかで使い続ける一着が、地域の未来や、職人の仕事を支える力になる。そんな風に考えると、ふるさと納税はただの節税制度ではなく、大切な価値観を表現する手段にもなり得ると考え、スタートしました。

ふるさと納税を開始

阿蘇の間伐材を利用したハンガーを制作

近年、クマの出没のニュースが相次いでいます。その背景をたどると、実は「森の姿が変わってきたこと」に行きつきます。戦後に植えられた人工林が活かされないまま放置され、里山と呼ばれる人の暮らしと山をつなぐ場所が減ってしまったのです。「森の未来のために、今できることは何だろう」と考え、今回、木製家具のトップブランド・カリモク家具さんに相談しました。今回の素材は熊本・阿蘇で育った「スラッシュ松」という木材です。実はこの木、軽くて柔らかく、扱いが難しいため家具づくりには不向きとされてきました。だからといって、使わずに山に放っておくのはもったいない。カリモク家具さんは、そんな“難しい木”を、丁寧に、粘り強く活かす方法を見つけてきました。6枚の木を組み合わせて接着する「フィンガージョイント」という技術を使い、日々の暮らしの中で愛される道具へと生まれ変わらせてくれたのです。

阿蘇の間伐材を利用したハンガーを制作

“汚れない“技術をアップデート「NEWEVER加工」

一般的な撥水生地に使われる高撥水剤(「C6」など)は、自然界でほぼ分解されず、人体や自然環境に長く残り続ける「有機フッ素化合物(=PFAS/ピーファス)」を使用しています。日本国内では、現在もC6を使用した撥水生地が主流。一方、近年の研究で、一部のPFASが人体の健康に影響を及ぼす可能性が指摘されていることから、世界中でPFASを規制する動きが強まっています。実際、EUでは、域内での販売、輸入、使用が禁止されています。
このような状況を踏まえ、ファクトリエは日本の染色整理加工工場と連携し、PFASを一切使用しない「PFASフリー=C0(シーゼロ)」の開発に着手。「有機フッ素化合物を使わないC0は、撥水性が弱い」という課題と向き合い、5年の歳月をかけて完成した新しい「NEWEVER加工」は、PFASフリーでありながら、“C6並み”の高い撥水性を持つ、エコで機能的な独自加工技術です。

「汚れない」技術をアップデート「NEWEVER加工」

環境への取り組み

繊維・アパレル産業は国連貿易開発会議(UNCTAD)のレポートにて、石油産業に次ぐ「環境汚染産業」として挙げられました。大量生産・大量消費、大量廃棄により、製造にかかる資源やエネルギー使用の増加、ライフサイクルの短命化などから環境負荷が非常に大きい産業と指摘されるようになり、国際的な課題となっています。環境に配慮した素材活用やサプライチェーンの構築も必須です。ファクトリエ事業が成長すればするほど、環境・作り手・使い手・地球環境すべてにとってポジティブな影響を与えていく存在でありたいと考えております。

生産からお届けまで

適正価格と環境配慮の資源を活用

作り手(工場)とはフェアな関係を目指しています。創業時より工場希望価格を導入。工場が適正な利益を確保し、持続可能な経営を行える環境を整えることに努めてきました。また環境負荷を軽減するため、生地の選定時はリサイクル素材や循環可能な天然繊維を積極的に取り入れ、資源の無駄を削減します。

配送時の簡易包装

お客様に商品をお届けする際の梱包材や配送材も環境負荷を軽減するために簡易包装と配送袋の活用を2023年より取り組み始めました。また手元に届くダンボールも廃棄がしやすい形状への改善を進めております。

ファクトリエの今後

年間100万人が愛用するブランドになる

年間100万人が愛用するブランドへ

「日本から世界ブランドを作る」というビジョンの向けて、一つのポジションを築くためには、年間100万人に愛していただくことがひとつのマイルストーンだと考えています。100万人は私たちが考える国内マーケットの1%ほどのシェアになります。1%のシェアを獲得するということは1/100の存在になるということであり、お客様、職人双方に対し私たちが広く認知され始める数値となります。このシェアを実現することで、5年後には10%、10年後には30%とシェア拡大を加速させることができます。

工場の自社比率30%による高収益化

工場の自社比率30%による高収益化

現在提携している工場に対してファクトリエ(自社ブランド)の占める割合は多い工場で30%、少ない工場では数%という状況です。工場が黒字となり、時給が上がり、若い人材採用ができる、そのようなサステナブルな経営になるは下請け仕事に依存せず、自社売上の30%を自社ブランドで稼ぐ必要があります。
そのためにも、顧客に長く愛され、繰り返し購入される高品質で魅力的な商品を開発していくことが重要です。これこそが、安定的な収益基盤を築き、自社ブランドの持続的な成長を支える礎となります。

あとがき

インパクトレポート2025を最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。

このレポートは、ファクトリエが目指す「ほんものづくり」が、どのように社会へ、そして提携する工場の皆さまへ影響を与えているのかを可視化する、大切な年次報告です。

出来る限り、ページの合間に込めたのは、工場の方々のリアルな声や現場の温度感です。そして、私たちが日々感じている「ものづくりの手応え」と「まだまだ、これから」という率直な思いです。

今回、「ファクトリエとの取り組みがプラスに働いている」と答えてくださった工場が約8割にのぼったことは、素直に嬉しく感じています。ただ、これは“満足している”という意味ではありません。事実として、黒字経営の工場は全体の6割にとどまり、赤字の工場も2社存在しています。その背景には、材料費の高騰や人材確保の難しさといった課題があり、決して油断できる状況ではありません。

「ほんものづくり」という言葉の中身は、非常に地道で、手間と時間のかかる作業の積み重ねです。たとえば、生地作りの一つとっても、糸の撚り方、染色のバランス、仕上げの風合い。どこか一つでも妥協すれば、“本物”とは呼べません。その積み重ねの先に、「5年後も10年後も着たいと思える一着」が生まれます。

また、2025年はファクトリが主導し、さまざまな挑戦も行いました。阿蘇の間伐材「スラッシュ松」を使った木製ハンガーの取り組みや、PFASを一切使用しない撥水加工「NEWEVER加工」の開発など、サステナビリティを軸とした新たな一歩も踏み出しました。自然に、地域に、そして未来に寄り添う“ものづくり”を、これからも工場と一緒に模索していきます。

これからも私たちは、全国の工場と手を取り合いながら、「本当にいいものを、正しい形で、次の世代へつないでいく」ことに挑み続けます。2026年のレポートでは、もっとポジティブな報告ができるよう、引き続き、誠実に、丁寧に、歩んでまいります。

どうぞ、これからも温かく見守っていただけましたら幸いです。

ファクトリエ代表
山田敏夫

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