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イタリアン高級レザーを
職人の手仕事で仕上げた
至高のベルト

上質なイタリア産レザー『BUTTERO』を、浅草で半世紀以上にわたってベルトを作り続けている『TAKI SASAKI』でシンプルなレザーベルトに仕上げました。

『TAKI SASAKI』では、ほとんどの行程が手作業。

ひとつひとつの工程に込められたささやかな気遣いやたしかな技術力は、決して主張することはありません。

ですが、ベルトそのものの端正な佇まいに、職人の誠実なものづくりの全てが表れています。

さっと腰にまわすだけでシックな装いを叶え、どんなシーンでも自信を授けてくれる。お守りのような1本です。

<特徴>

あらゆるシーンに対応する
 ベーシックなデザイン

■高級感を印象づける
 国産真鍮のバックル

■希少性が高い部位から取れる
 イタリア産高級レザーを使用

■ 浅草の職人の丁寧な手仕事

■サイズ展開について
 〜スタッフがつけてみました〜

■作り手からのメッセージ


それでは一つずつ見ていきましょう。

■あらゆるシーンに対応する
 ベーシックなデザイン

1本あると便利な、シンプルかつベーシックなデザインのベルト。

オンの時にはスーツやスラックスに合わせて。

上質なレザーの華奢なベルトはビジネスシーンにはもってこい。スーツスタイルをさらに格上げしてくれます。

オフの日にはラフにベイカーパンツやジーンズと合わせて。

カジュアルなコーディネートにベルトの上質さが加わって、コーディネートをワンランクUP!

ベルトを着けただけで、洗練された大人のカジュアルスタイルに様変わり。

ロングカーディガンやワンピースの上からウエストをマークしてあげると、いつものスタイルが新鮮に。脚長効果も期待できますよ。

これさえ1本持っていればどんなコーディネートにも合わせられる、万能なベルトです。

■高級感を印象づける
 国産のバックル

シンプルさの中にも品の良さを際立てているのは、100種類以上もあるTAKI SASAKIのアーカイブの中からチョイスした”薄金色”のバックルです。

職人さん曰く、”薄金色”のバックルは珍しく、あまり使われていないんだとか。

控えめだけれど高級感のある華奢なバックルはどんなスタイルにもよく馴染み、コーディネートのワンポイントになってくれます。

素材は国産の真鍮鋳物(しんちゅういもの)。

金属にもアルミやニッケルなどがありますが、真鍮でしか出ない色や重厚感は高級感が違います。

ステッチは細かく繊細に入れ、さらにきれいめな印象に。
フォーマルなシーンでもお使いいただける1本に仕上がりました。

■希少性が高い部位から取れる
 イタリア産高級レザーを使用

細身にもかかわらず確かな存在感を放っているのは、革の品質があってこそ。

レザーの製造元は、イタリアのトスカーナ地方にあるワルピエ社という小さなタンナーで、成牛の肩から取れる“ブッテーロ革”を使用しています。

取れる部位の面積が小さいため、一頭の成牛から取れる量はほんの少しだけ。牛革の中でも希少性が高いんですよ。

表面に凹凸が少なくとても滑らかで、使い込むにつれて、しっとりとした美しい艶が出てきます。

そんな“ブッテーロ革”を、贅沢に表と裏の両面に使用した、希少なベルトです。

染色していない裏側のヌメ革は、着用すればするほどに滑らかな飴色へと変化していきます。

“ブッテーロ革”は、最高級のタンニンなめし革。

タンニンとは、植物の樹皮から抽出できる成分のこと。(写真はベルトなどの比較的厚い革のなめしに使われる素材のナット。そのほかにも様々な植物がなめしの素材として使われています)

このタンニンで“皮”をなめし、“革”へと変えていきます。

これは最も古典的な皮革製法だとされていて、起源は古代エジプトにまで遡るそう。タンニンなめし革には、革本来の風合いや質感、香りがあって、近代的なクロームなめし革に比べると温かみを感じます。

■浅草の職人の丁寧な手仕事

イタリア産の最高級タンニンなめし革を仕上げたのは、浅草で半世紀以上にわたってベルトを作り続けている「TAKI SASAKI」。

しばらくの間ひとりの職人が守り続けてきたこの工場ですが、コロナ禍以降からは若手が加わり、長年培われてきた技術が継承されつつあります。

工程によって分業されることの多いベルト作りですが、TAKI SASAKIでは一人の職人が最初から最後まで全ての工程に関わり、細部にまでこだわりを行き届かせています。

ものづくりの様子を、少しだけお見せしましょう。

-裁断-

ベルトづくりは革の裁断から始まります。

天然皮革をつかっているため、革には傷がつきもの。
傷の部分を避けながら1本ずつ丁寧に裁断していきます。

裁断のあとは機械に通し、革の厚み&太さを調整します。

-接着-

縫製の下準備として、表の革と裏の革を糊付けします。

糊を塗る作業は一見簡単そうに見えますが、熟練の職人がやると使う糊の量が少なくて済むのだとか。

きれいに効率よく伸ばすには、コツがいるんです。

-型抜き-

ベルトの先端を三角形に型抜きします。

なんと、1点ずつ手作業で行なっているんですよ!

革に型を当て、ハンマーで「ゴンッ」っとくり抜きます。

角度がずれず、断面が綺麗にくり抜けるよう、集中力がいる工程です。

-コバ塗り-

コバ(革の裁断面)を塗料で塗ります。

コバ塗りをすることできちんとした表情のベルトに仕上がります。

今回のベルトに合うように何色かのカラーを混ぜ合わせて作った、オリジナルのカラーです。

-縫製-

全工程のなかで、最も難しいのが「ベルトの先端を縫う作業」なんだそうです。

直線の部分は素早く、角の手前からは速度を落としてゆっくりと丁寧に縫い進めます。

先端はあまりにも細かい上に、手やミシンで陰になってしまい、目視も難しい状態で縫わなければならないんだとか。研ぎ澄まされた感覚がないと綺麗に縫うことができません。

この部分の縫製はこの道50年以上の熟練の職人が担当します。

-穴あけ-

最後にバックルのピンを通す穴を開けます。
ピンが通しやすく、収まりよく着用できるように、楕円形のベルト穴をオリジナルで製作。

工場で使用している穴あけの機械だと穴が5つ開く仕様。
ですが、できるだけたくさんの方に綺麗にお召しいただけるように穴をひとつ増やしています。

なんと、6つ目の穴は手作業で開けているんですよ!

穴の中(半分ほど)までしっかりとコバ塗りをします。内側の美しさにまでこだわる徹底ぶり。

ここまで繊細な作業が行き届いたベルトはなかなかありません。

※ホワイトのみ顔料仕上げのため、わずかに色むらを感じることがあります

■サイズ展開について
 〜スタッフがつけてみました〜

サイズは「S-M」と「M-L」の2種類をご用意しています。
スタッフの写真と共にサイズ感をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

※穴と穴の間隔は2.5cmです
穴あけの修理も可能です(有償)。お気軽にご相談くださいませ。

スタッフ近藤:S-M
(普段のサイズ:XS&34サイズ)

ファクトリエのボトムスを34サイズで穿いている近藤は「S-M」サイズの1番奥の穴で留めてジャストサイズでした。

スタッフ三瀬:S-M
(普段のサイズ:S&36サイズ)

ファクトリエのボトムスを36サイズで穿いている三瀬は「S-M」サイズの奥から2番目の穴で留めてジャストサイズです。

スタッフ竹村:S-M
(普段のサイズ:M&38サイズ)

ファクトリエのボトムスは38サイズの竹村は、「S-M」サイズの奥から4つ目の穴で留めてジャストサイズです。

竹村は身長に対してウエストが細めの体型なので、普段Mサイズor38サイズでも「ゆったり着けたい」、「ものよってLサイズを選ぶことがある」という方は「M-L」サイズでも良いかもしれません。

スタッフ深井:M-L
(普段のサイズ:L&40サイズ)

普段ファクトリエのボトムスは40サイズの深井は「M-L」サイズの奥から3番目の穴で止めてジャストサイズ。(ボトムスを腰に落として履く場合は奥から4番目がちょうどです)

ちなみに「S-M」サイズを着けてみたところ、端から2番目の穴で留められましたよ。

普段42サイズやXLサイズをお召しの方も「M-L」サイズをお試しになってみてくださいね。

※サイズの刻印について

ベルトの裏側にサイズの刻印が入っています。

「S-Mサイズ」には「S」
「M-Lサイズ」には「M」


の刻印が入ります。

作り手からのメッセージ

「この製品はイタリーから輸入の牛側を表裏ともに使用しています。

革の裁断から縫製までTAKI SASAKIで丁寧につくり仕上げております。
使い込むにつれて艶が出て体に馴染んでいきます。

エイジングも楽しめるので、愛着のあるベルトになればと思っています。」

サイズ
サイズ表
  ①ウエスト 全長 ベルト幅 小穴間隔
S-M 74.5cm 92.5cm 1.85cm 2.5cm
M-L 79.5cm 97.5cm 1.85cm 2.5cm
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FACTORY

専属職人が生む、温かみのあるベルトづくり
「二代目となり、氏名を屋号に。」

当社は、父が佐々木商店として創業しました。その後、私が二代目となり、株式会社にする際に似た名前の会社が付近にあったので、私の氏名を屋号に現在の「多喜佐々木商事」という名前になりました。
当時は十数名の社員がおり、本社の上の階で、革の裁断から生産、仕上げ、サンプル生産まで全て行っておりました。現在は、それぞれの職人が自宅で仕事を行っています。

「革の表情を見極め活かす。」

ベルトは、牛一頭の革を背中で割って、お腹部分を中心に細く長く裁断し製作します。革の種類はもちろん、加工や仕上げ、厚みによって革の表情は様々。「どのようなデザインに仕上げようか」「この革を活かすにはどうすれば良いのか」日々考えています。
また、デザインや製法によって職人の得意不得意があります。特にメッシュのベルトは力加減によって左右に曲がったりねじれたりする原因とるため、技術と根気強さが必要です。すぐにできるものではありませんので、専属の職人が時間を作ってはこつこつと編み込み作業をおこなっていますね。

「繋がりが生む、品質の高い素材。」

いくら職人の技術が高くても使用する素材が良くなければダメです。弊社は創業より50年以上ベルトを作って参りましたので、長年の付き合いもあって様々なつくり手のつながりがあります。革のタンナーさんはもちろん、バックルの種類もたくさん揃っていますよ。
ファクトリエに使用しているバックルは、全て国産の真鍮鋳物(しんちゅういもの)です。金属にもアルミやニッケルなどがありますが、真鍮でしか出ない色や重厚感は高級感が違いますね。

「自社ブランドを立ち上げる意味。」

ベルトの業界にもアパレルと同じで繁忙期と閑散期の波があります。その点で、ファクトリエと自社ブランドを立ち上げることで、閑散期に自社ブランドの製品づくりができ、安定して生産を続けることができます。
今一番の問題はやはり後継者不足です。昔は親子代々、工房の後を継ぐことが多かったのですが、現在は次世代が勤めに出てしまうことも多くなりました。

「小規模だからこそ生まれる“温かみ”。」

大きな工場ですと分業制ですし、ベルト端のコバ磨きも機械で仕上げてしまうところもあります。弊社は一人の職人が最初から最後まですべての工程を行い、1本を仕上げます。そのおかげか、あるお客様から「佐々木さんのところのベルトは温かみがあるね」と言われたことあります。今後も心のこもったモノづくりで、長年ご愛用いただけるベルトをつくっていきたいですね。

多喜佐々木商事 株式会社
多喜佐々木商事 株式会社

昭和40年の創業以降、熟練された技術と豊富な資材をそろえ、職人の手によって最初から最後までベルト作りを行う。
云われなければ気づかない、見えないような細部にまで気を配り、100%国内生産の”本物志向”にこだわる。

東京都台東区浅草6-31-6

【 送料について 】

全国一律550円(税込)
※沖縄県は1,650円(税込)
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