Vol.13 エグゼクティブサーチファーム勤務 村上 しほり

職業柄、毎日さまざまな新聞に目を通しています。その中で、繊研新聞に掲載されているファクトリエの記事を見かけました。 ファストファッションが流行る中で"メイド・イン・ジャパン"のモノづくりを徹底する同世代経営者の、ブランドにかける想いや、その経営方針に興味を持ち、お話を聞くことに。 工場にも消費者にも利益をもたらす、"正しいモノづくり"というキーワードがとても印象的でした。購入したシャツは、ビジネスでもプライベートでも愛用しています。

スカートにインしても出てこない丈の長さ、ぴったりとした肩幅、襟の立ち具合など、どれをとってもパーフェクト。 着心地が良いのはもちろんのこと、丁寧に結ばれたリボンをほどくと、工場の職人さんたちのぬくもりが伝わってきて、それを着た自分もストーリーの中にいる感じがして"居心地"も良い。 やっぱり、大事に作られたものを着るのはいいなって思います。

ファクトリエには、これからも"不便でわがままなブランド”でいてほしいと思っています。 「オンラインで今日中に届きます。」というより、「工場に合わせてシャツの到着を待つ。」というくらいがちょうど良い。 ファクトリエのシャツが似合う人になりたいって思わせるくらい、着る人を選ぶようなブランドであっていいと思います。 商売をしながら本質にもこだわり続けるというのは、とても難しいことかもしれませんが、もともとのビジョンを大切に、安定した経営を続けていただきたいです。