幻の革「アルプスコードバン」が
腰周りをワンランク上に!
上質極まりないカービングベルト

■圧倒的な存在感と高級感。「King of Leather」とも呼ばれる希少な馬革「コードバン」100％
■弧を描くように革の裁断をすることで、新品時点で腰にフィット
■自分のウェストサイズに合わせてカットできる
■同じ革でお作りした「靴ベラ」も同梱

長野県のベルト専門工場「SADO」が手掛ける特別な「カーブベルト」。
商品名の通り、まっすぐなベルトではなく、あらかじめ革を弧を描いて裁断することで、腰周りへのフィット感がこの上ないベルトです。

カーブベルトの付け心地の良さの秘密は後述しますが、今回のベルトは超希少な革として知られる馬革「コードバン」を使った、最上級のカーブベルト。

しかも、SADOと同じく長野県の南アルプスでなめされた「アルプスコードバン」を使った長野の誇りが詰まった逸品です。

＜特徴まとめ＞

①馬のお尻の革!
　年間7,000頭しか採れない超希少な革

②コードバンは軽量で強靭。
　そして何といってもとてもしっとり

③アルプスコードバンは
　南アルプスの伏流水によって作られる

④贅沢!コードバンの靴ベラ付き!

⑤人のウエストは曲線。
　だからベルトも曲線であるべき

⑥カーブの角度を何度も試行錯誤。
　ついに完成した弧を描くベルト

⑦「自分のウエストにポンと乗るイメージ」

⑧ウエストサイズに
　長さを調整(カット)できる

⑨バックルもMade in TOKYO!
　手間暇かかる真鍮バックル

①馬のお尻の革!
　年間7,000頭しか採れない超希少な革

通説では、スペインのコルドバ地方の山羊革がコードバンと呼ばれており、その形に似ていたことから、同じくコードバンと呼ばれるようになったと言われています。

その希少性も驚き。
馬の革といっても「コードバン」として使われるのは、馬のバット(おしり・臀部)周辺の革だけ。お尻部分だけに存在する「コードバン層」と呼ばれる繊維組織は、1頭から採れる量がごくわずかです。(お尻の革ですので、1頭から2枚しか採れないということからも希少性が伝わるはず)

その希少性から「King of Leather」や「幻の革」とも呼ばれるほど。

主にコードバンの革として使われるのが、馬肉を食べる文化がある北フランス・ベルギー地方の馬や、ポーランドの農耕馬。ただ、近年では馬肉の需要が減ってきていたり、ポーランドの農耕馬はトラクターなどの普及によって頭数が減っているそう。そのため、年を増すごとに入手困難な素材になってきました。

北フランス・ベルギー地方では、1か月で世界に7,000頭分と言われ、そのうち半分はアメリカ。残り半分は日本へ輸入されるそうです。
ちなみに、左のお尻のコードバンと、右のお尻のコードバンがつながった状態で取り出されるコードバンは、その形状から通称「メガネ」と呼ばれます。この「メガネ」のコードバンはさらに希少です。

②コードバンは軽量で強靭。
　そして何といってもとてもしっとり

一般的な牛革などの皮革は、コラーゲン繊維が“四方八方”に絡み合いながら“横”に走っているのに対して、コードバンはコラーゲン繊維が整然と“縦”に並んでいます。

その結果、コードバン層の組織は、牛革の数倍の密度できめ細かく絡み合い、軽量さと強靭さを合わせもっているんです。きめが細かいからシワにもなりづらく、キズや汚れにも強い非常に頑丈な皮革。強度は牛革に比べて2～3倍とまで言われています。裁断口から革の繊維がほころびることも少ないんですよ。

質感は、縦にきれいに並んだコラーゲン繊維がむき出しとなっている状態のため、とてもなめらかでしっとりしています。

③アルプスコードバンは
　南アルプスの伏流水によって作られる

ちなみに、コードバン層は表皮と皮下組織の間にあります。一説によると、古代馬が狼などから身を守るために奇跡的に生まれたと言われています。だからこそ、緻密な繊維によって固くて丈夫なんです。

長年使い込むほどに光沢に深い味わいが生まれるこの革。

この革をなめすことができるのは、世界に数社しかありません。
植物タンニンなめしをはじめ、高度な技術が必要とされます。

今回、このベルトに採用したのは、長野県南アルプスの伏流水で作られた長野産の「アルプスコードバン」。南信州の職人によってなめされたコードバンは使うほどに光沢がじわっと出てきて、自分だけの革に経年進化していきます。

この上なく上質なコードバンベルト。
付けるだけで身が引き締まるベルトをぜひお試しください。

④贅沢!コードバンの靴ベラ付き!

そしてなんとこのベルトには特別に、コードバンで作った靴ベラも付属します!
コードバンのベルトと靴ベラで、ひとつもふたつも上のビジネススタイルを楽しんでください!

⑤人のウエストは曲線。
　だからベルトも曲線であるべき

続いて、「カーブベルト」の魅力に迫ります。

1951年から続く老舗のベルト工場「SADO」が手掛けたこのベルト。
数多くのブランドのOEM(受託生産)を手掛けるこの工場では、なんと年間6万本ものベルトを製作しています。

この工場のこだわりは何といっても、“まっすぐではないベルト”です。

「どういうこと?」と疑問を持たれるかもしれませんね。

人のウエスト周辺は、ヒップが一番大きくなり、ウエストにかけてキュッと細くなります。上から見ると、「円錐」のような形をしていますよね。横から見ると「ハ」の形になっています。つまり、平面ではないということ。

そのため、ウエストにしっかりと沿うベルトにするためには、ベルト自体も曲線を描くべきなんです。

そこでSADOは、人の体にしっかりと沿うベルトを作るべく、直線ではなく少し湾曲した型にすることにより、ぴったりフィットして動かないベルトを開発しました!

⑥カーブの角度を何度も試行錯誤。
　ついに完成した弧を描くベルト

この抜型をご覧いただくとわかると思いますが、見事にカーブしています。弧が美しいです。

この型で革を抜き、ベルトに仕上げるのですが、このカーブベルトを作るために、まず弧を描く型を作成し、サンプリングや試着を何度も繰り返して完成した、非常に多くの手間暇をかけました。

⑦「自分のウエストにポンと乗るイメージ」

このベルトの試作品を数日間着用した、ファクトリエの商品開発担当・岩佐の感想です。

曲線を描いているので、ベルトの上部分に浮きがなく、ぴったりフィットしてずれない。世の大量生産のベルトは、ベルトの下部分で“線”で支えるイメージですが、このSADOの「カーブベルト」は、ベルト全体の“面”で押さえるので、着け心地が良くフィット感が違います。

この着け心地は病みつきになるものがあります。
ぜひ一度お試しください!

⑧ウエストサイズに
　長さを調整(カット)できる

ファクトリエでは、浅草の老舗ベルト工場「多喜佐々木」のベルトも販売していますが、サイズごとに1本1本職人が仕上げています。自分の長さにマッチした職人が丁寧に手掛けた1本を“そのままの姿”で使う。これも“贅沢”な感じがして大きな魅力です。

一方で、長さを自分で変えたいという声があるのも確か。

そこで今回のベルトは、ベルトの長さを自分で調整できるタイプにしました。

バックルの裏が開閉できるので、ベルト本体を取り出し、好みの場所でカットしてバックルに差し戻すタイプです。

自分のウエスト位置に合った長さで、快適なベルトライフを楽しんでくださいね!

⑨バックルもMade in TOKYO!
　手間暇かかる真鍮バックル

革と並び、ベルトの顔になるのが「バックル」ですよね。

砂型によって成型する時間と手間のかかる「真鍮(しんちゅう)バックル」を採用しました。重厚感と優しい光沢が自慢です。

職人がひとつずつ手作業で磨き上げるので、全く同じものはないという逸品。

昭和や平成初期まではバックルの大半が伝統の砂型鋳造でした。平成中期より、大量生産向きの安価な海外生産の「ダイキャスト」と呼ばれるバックルが主流に。

今回のカーブベルトは原点に立ち返る意味も込めて、日本の技術と歴史の始まりである「真鍮バックル」を使用。東京で作られたこのバックルにも、ベルト職人の想いがしっかり込められているんです。

なお、同じ工場が手掛ける「スムース カーブベルト」のバックルとは少し違い、こちらは少し丸みを帯びた形で、サイズもわずかに小さめ。コードバンの柔らかさとマッチするように、バックルからも柔らかさを感じられるアンティーク感のあるものを採用しました。

使う人のことを考え、機能性のみならず想いがこもったカーブベルト。
しかも、こちらは“超”希少ともいえる、コードバンを100%使った贅沢な1本。

付け心地も最高で使うほどに味わいが出てくるこのベルトを付ければ、仕事にもぐっと気合が入りそうですね!