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100年超続く「博庵」。
世界が認めた技術で作る
いいとこ取りの三つ折り財布

①財布に必要な機能はすべて網羅!なのに前ポケに入るくらいコンパクト

②見やすい!大きく開く小銭入れ。ラウンドした蓋にも職人の心遣いが

カード入れはシンプルに2枚!裏側にも隠し収納あり

④こんなに薄い革なのに、実は2枚貼り合わせている!?

⑤世界ブランドも技術指導を仰ぐ。博庵の命「ベタ貼り製法」

⑥革を切った断面の処理には、最高の美しさを求めて非効率な「コバ磨き」を

⑦100年の技術が宿る「ネン引き」

⑧北米産の牛革を。兵庫県でなめした最高級の牛革

⑨5年使用しても美しさはそのまま。高い耐久性、経変変化も魅力

⑩修理について

純紳士用革小物工房の中で、日本最古にして唯一の「博庵(ヒロアン)」が手掛けた、「三つ折り財布」。

ユニセックスでお使いいただけるデザイン、カラーリングの革小物です。

東京・蔵前にあるこの小さな工房には、世界でも稀(まれ)なその技術を見学するため、名だたる老舗トップブランドが視察に訪れます。

それほど、高い技術を持った、世界が認めた最高峰の革小物工房なんです。

「美は細部に宿る」という言葉を体現する、360度どこから見ても美しく、隙のない高級感が漂う佇まい。

▲このアイテムを作るのが、博庵・長谷川社長。若手の育成にも力を入れられています。

革選びはもちろん、「コバ磨き」や「ベタ貼り」「ヘリ切り」など、細部に匠の技が詰め込まれています。

その技や、使い手のことを考えた細かなこだわりはこの後じっくりご紹介していきます。

知れば知るほど、ついつい人に話したくなってしまうお話ばかりです。

まずは機能性についてお伝えしていきます。

①財布に必要な機能はすべて網羅!
 なのに前ポケに入るくらいコンパクト

この「三つ折り財布」の魅力は、何といっても小銭入れや札入れ、カード入れなど、財布に必要な要素をすべて備えているのに、非常にコンパクトだということ。

そのコンパクトさはパンツの前ポケットにも楽に入れられるほど。

②見やすい!大きく開く小銭入れ
 ラウンドした蓋にも職人の心遣いが。

小銭入れの開口部はがばっと大きく開くので、小銭を簡単に取り出すことができ、札入れも十分なスペースがあるのでたくさん入ります。

小銭入れの蓋がわずかにラウンドしているのは、閉じた際に角が跳ね上がるのを最小限にとどめるため。細かな点にも職人の心遣いを感じます。

小銭入れの裏にもスペースがあるので、使用頻度の低いカードや名刺も入れられますよ。

③カード入れはシンプルに2枚!
 裏側にも隠し収納あり

カード入れは2枚ご用意しているので、良く使うカードはココに。

さらに、カード入れの裏側にもカードが収納できるスペースを設置。

使用頻度の低いカードを入れるのが良さそうです。

④こんなに薄い革なのに
 実は2枚貼り合わせている!?

表側の革は一見すると1枚に見えるのですが、なんと2枚の革を貼り合わせています。

表裏共に“0.55ミリ”の薄さにすいた革を、16トンもの圧力で貼り合わせる「ベタ貼り」という技法で作られているんです。

財布の両面が表革になるため、360度どこから見ても高級感が漂います。
そして非常に強靭さを有します。

⑤世界ブランドも技術指導を仰ぐ。
 博庵の命「ベタ貼り製法」

100年以上も続く「博庵」の職人集団が、長い年月の中で試行錯誤と実験を重ねて辿り着いたこの「ベタ貼り」という製法。

この2枚の革を貼り合わせて1枚の革のようにする工程は、世界の名だたるブランドが欲しがるほどの技術。

実際にヨーロッパの有名ブランドメーカーから何度となく技術指導の要請がきているそうです。

想像してみてください。

例えば、A4のコピー用紙を2枚貼り合わせて、ぐっと湾曲させてみると、その湾曲した弧の部分の紙と紙には、隙間ができてしまいますよね?

つまり、紙でさえ隙間ができてしまうものを、革で行うということなんです!

“貼り合わせるなんて簡単でしょ?”と思ってしまいますが、非常に高い技術が必要。(だからこそ海外からも見に来るわけですね)

そして、「ベタ貼りこそ博庵の命」とおっしゃる博庵社長・長谷川さんの強い言葉通り、剥がれてくることはまずありません。

折り曲げても裏地がたわまないため、1枚の革だと錯覚する方もいるほど。

⑥革を切った断面の処理には
 最高の美しさを求めて
 あえて非効率な「コバ磨き」を

独自技術の「ベタ貼り」に加え、革を切った「断面の処理」にも非常にこだわりが強いのが博庵。

革の断面は「コバ」と言われます。

このコバの仕上げ方法に博庵の技とこだわりが光ります。世の中の革小物は、生産効率を考えて、断面に塗料を“塗り重ねて”仕上げる「コバ塗り」のものがほとんど。

しかし、なんと博庵では、布で断面を繰り返し“磨き”、自然な光沢を出すという昔ながらの製法にこだわり、今もなおそれを続けています。

▲ファクトリエ主催「工場文化祭2019」で数多くの工場の中から、お客様投票によって1位に輝いた時の様子。

この製法は本当に時間と労力と技術が必要で、世界的にみてもほとんど行われていません。

指先に巻き付けた布で摩擦熱が出るまで丹念に磨き込んでいく・・・。
そうやってひたすら磨き込んでいくことで、滑らかな光沢面が生まれます。

塗料を塗って処理するだけでは得られない美しさと、手触りのよさが最大の特徴。

この断面部分を触った瞬間に感じる、“指に吸い付くような心地よさ”は、この革小物でしか体験できない極上品です。

また塗料を塗っただけで済ませる仕上げ方の場合、塗った部分にヒビが入り易く、剥がれてくることが多々あります。

しかし、博庵の「コバ磨き」では剥れてくることはほとんどありません。

ちなみに、こんなに効率が悪いのに、いまだに「コバ磨き」をやり続ける理由を長谷川さんに聞くと、一言こうおっしゃいました。

「自分がこうしたいから。としか言いようがない」

まさに職人です。

⑦100年の技術が宿る「ネン引き」

ベタ貼りで革を貼り合わせ、コバ磨きを行い、ミシンで縫製していく。

じっくりゆっくりと時間をかけて作られた後、最後に行うのは、「ネン引き」という工程。

これは、電熱ヒーターを巻いた鉄製のコテを熱して、コバの縁ぎりぎりに、直線状のアタリを付ける工程のこと。

長谷川さん曰く、

「絵画は額縁に入れて、初めて絵としての価値を生むわけです。それと同じで、ネンを引いて付けたアタリはまさに“額縁”。商品に締りが出るんですよね」

ちょっとしたことのように思いますが、この小さなこだわりの積み重ねが、この革小物をより味わい深いものに高めてくれているんです。

⑧北米産の牛革を
 兵庫県でなめした最高級の牛革

革の名前は「ボレロ」。

国内屈指の兵庫県たつの市のタンナーとともに研究開発した北米産牛革を使用しています。

生後2年以上の成牛革(ステアー種)は、締まった質感が特徴的な最高級牛革。革をタンナー任せにせず、職人として最高の革作りにもこだわっています。

型押しした革の表情とさらりとした触り心地が、高級感を醸し出します!

こだわりが詰まった、そして機能的にも使いやすい、見事な革小物をぜひ手に取ってみてくださいね!

⑨5年使用しても美しさはそのまま。
 高い耐久性、経変変化も魅力

こちらはお客様が“5年以上”使用されている三つ折り財布。

■お客様(男性)の使用スタイル
・常にボトムスのポケットに入れて携帯
・(ご本人曰く)神経質にならず普通に扱っていた

▲旧型のため刻印が工場名に。現在の刻印は「Factelier」となります。

全体的には、上品な艶はそのまま。

ポケットの中で擦れやすい部分の革は光沢が増している感じもあります。

ホックやカード入れの端など、ところどころアタリが出て使用感はありますが、5年使っているとは思えない状態の良さ。

特にヒロアンの代名詞とも言える「コバ」の美しさも変化なし。

「薄く薄く漉いた2枚の革を貼り合わせているのも関わらず、縁を“縫製せず”に仕上げる」

というヒロアンの技術力が際立つこのコバ。

5年たってもはがれてきておらず、耐久性が高いことがわかります。

新品時よりも革が柔らかくなっており、“手に馴染む”をはっきりと感じられる風合い。

5年10年と使うことで愛着がぐっとます財布です。

⑩修理について

長くご愛用いただきたく、こちらの商品につきましては修理を承っております。

「角が擦れてきてしまった」「スナップの開閉がしにくくなってきた」などございましたら、こちらのお問合せページからお気兼ねなくご相談くださいませ。
その他修理につきましても、お気軽にお申し付けください。

カスタマーサポートよりご案内いたします。

浅草・革小物工房ヒロアン。隠された4つのこだわりを 徹底解剖!

世界最高峰とはこのこと!ミシンなしでも剥がれない革財布

サイズ
タテ ヨコ マチ
8cm 10cm 3cm
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FACTORY

100年以上続く日本最古の革小物工房の「伝統と挑戦」
「最高素材の牛革を、伝統と最新技術で料理する。」

今回、姫路のタンナーとともに研究開発した北米産牛革を使用。革を曲げ、こすると自然なしわが広がることから「ボーテッド(ボーディングは揉むという意味)」と言われています。熱無しの250トンのハイドリックアイロンを使い、クロームでなめす。革をタンナー任せにせず、職人として最高の革作りをこだわっています。そんな革を100年かけて受け継いできた伝統的な技術と、現在研究開発した技術を持って料理していく、そんなイメージでしょうか。

「道具の創造こそが優秀といわれる職人の力なり。」

これは、祖父の言葉です。祖父は職人でしたが、自分で使いやすい道具を作り出し、相当な数の道具を持っていました。私も完成度を高めるため、必要な道具は全て自前で用意するよう心がけています。紳士物の財布は、総合芸術。上述した最高の革、技術だけがあっても道具が良くなければはじまりません。

「現代の0.5mmの革を貼り合わせる『ベタ貼り』製法。」

同業種の方々から一級品と評価していただくことが多い「ベタ貼り」製法。表革の裏に、0.5ミリの薄さにすいた革を寸分の狂いもなく貼り合わせる技法で、弊社以外ではあまり見かけない高度な技法です。折り曲げても裏地がたわまないため、1枚の革だと錯覚する方もいらっしゃいますね。通常のベタ貼りによく見られるような革の浮きやヨレ、歪み、堅さ、ゴワつきが全くなく、2枚貼り合わせでありながら、まるで一枚の革のように柔らかくしなやかに仕上げます。

「最後は、伝統の”ミガキ”仕上げ。」

「ミガキ」というのは、革の断面の仕上げ方法。一般的な財布は、断面に塗料を塗り重ねて仕上げるものが多いのですが、弊社では布で断面を繰り返し磨き、自然な光沢を出す、昔ながらの製法にこだわっています。コバに控えめに丸みをつけたうえで染料を塗布した後、磨きを入れて表面張力を出し、そこに本塗りを施し、さらに丹念に磨きを入れていく。これにより切り目は上品でナチュラルな表情に仕上がり、かつ剥離などのない耐久性の高いものとなるのですが、なにぶん非常に手間がいるため、今日、この本磨きを採用するブランドは非常に稀となってしまいました。

明治39年(1906年)より東京・浅草に工房を構える「HIROAN」。日本最古の革小物工房がすべての技法を集約・活用し作り上げる「Factelier by HIROAN」は驚くほどシンプル。創業より100年、現在3代目に受け継がれたその技術により実現した“一生もの”の革製品をぜひご愛用ください。

株式会社革包司博庵
株式会社革包司博庵

東京・浅草に庵を構え、紳士用革小物を専業にしてきた同工房の創業は明治39(1906)年。その歴史は100年を超え、現存する日本最古の革小物工房「革包司 博庵」は現在、3代目へと受け継がれています。

東京都台東区蔵前4-4-1

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全国一律550円(税込)
※沖縄県は1,650円(税込)
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