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長財布なのに超コンパクト!
“極限”までミニマルを追求した
スマートな「2つ折り長財布」が完成

純紳士用革小物工房の中で、日本最古にして唯一の「博庵(ヒロアン)」。

▲博庵代表の長谷川さん。

この長い歴史を持ち、世界が認める技術を持つこの工房が手掛けた、大人気の「長財布 ボレロ」が、さらにコンパクトになってリニューアルしました。

商品名は「2つ折り長財布」。

従来の「長財布 ボレロ」はお札・小銭・カードがしっかり入る機能性がありながらも、非常に薄くスマートな作りが魅力ですが、「2つ折り長財布」は、機能性はそのままに“これ以上コンパクトにできない!”という極限までミニマルを追求した財布です。

▲なお、従来の「長財布 ボレロ」は現在の在庫で販売終了となりますが、好みよっては従来品がオススメなケースも。「こんな方にオススメ!」は本文中でご紹介していますのでご覧くださいね。

■「長財布 ボレロ」はこちら

それではこの長財布を詳しくご紹介していきます。

<特徴>

■100年超続く「博庵」。
 世界が認めた技術で作る財布

■極限までコンパクトに。
 試行錯誤の末に完成した機能的長財布

■思考を凝らした
 カードの“重なり”

■“カード入れの向きは横がいい”
 そんな方は「長財布 ボレロ」がオススメ

■小銭を14枚!それでもこの薄さ
 お札やレシートも小分けにできる収納も

■カードのメイン収納は4か所。
 1か所に2枚入る=8枚収納可能

■革を切った断面の処理には
 最高の美しさを求めて
 あえて非効率な「コバ磨き」を

■100年の技術が宿る
 「ネン引き」「ヘリ切り」

■北米産の牛革を
 兵庫県でなめした最高級の牛革

■修理について


それでは詳しく見ていきましょう。

■100年超続く「博庵」。
 世界が認めた技術で作る財布

東京・蔵前にあるこの小さな工房。

世界でも稀(まれ)なその技術を見学するため、名だたる老舗トップブランドが視察に訪れます。それほど、高い技術を持った、世界が認める最高峰の革小物工房です。

「美は細部に宿る」という言葉を体現する、360度どこから見ても美しく、隙のない高級感が漂う佇まい。

博庵・長谷川さんの指導を受けて、その技術は若手へと受け継がれていてます。

革選びはもちろん「コバ磨き」や「ヘリ切り」など、国内はもとより海外の職人さえ今では行くなった匠の技が細部に詰め込まれています。

■極限までコンパクトに。
 試行錯誤の末に完成した機能的長財布

「三つ折り財布」や「ミニマルレザーウォレット」の「ウォレットインウォレット」など、ファクトリエでもコンパクトな財布の人気が高まっています。

一方で、スタッフ内でも少なからずいるのが“長財布派”。そんなスタッフからの「コンパクトな長財布がほしい」という声から始まった今回のリニューアル。

▲iPhone 13 Pro Maxとの比較。このサイズ、この薄さならお尻ポケットにもきれいに収まります。

博庵・長谷川さんと何度も議論を重ね、試作を繰り返して導き出した「2つ折り長財布」は、

■カードの収納可能枚数、お札入れ、小銭入れはそのままに
■全長を“1センチ”も短くすることに成功


した、まさに「長財布なのにコンパクト」を実現した財布です。

■思考を凝らした
 カードの“重なり”

すでに十分にコンパクトな「長財布 ボレロ」。それを1センチ短くすることは長谷川さんも頭を悩ませた難題でした。

たどり着いた答えは、「カードの重なり」に着目し、カード入れの向きを変えること。

▲こちらが「長財布 ボレロ」のカード入れ。小銭入れのファスナーと平行になるようにカード入れが並んでいます。

▲リニューアルでは、ファスナーに対して垂直にカード入れを配置。

こうすることでコンパクト化を実現しただけでなく、カードが重なった部分が膨らみにくくなり、見た目もスマートに。

長谷川さんご自身も、

「カードを入れると、カードの重なり部分が膨らんで見栄えが悪くなるのですが今回の財布はカードの重なり部分が少なくなるように工夫しました。」

とおっしゃるほど、長い歴史のある博庵でも初めての挑戦。

これまでのセオリーにとらわれることなく、常に最適を求める博庵の探求心が生んだ財布と言っても過言ではありません。

なお、「長財布 ボレロ」を愛用中の“長財布派スタッフ”の竹村が1か月間この財布を試したところ、

「(1㎝という)少し小さいだけで手の収まりやポケットのおさまりがとてもよかったです」とのこと。

スタッフもこのコンパクトさに太鼓判を押す秀逸の財布に仕上がっています。

■“カード入れの向きは横がいい”
 そんな方は「長財布 ボレロ」がオススメ

ちなみに、「2つ折り長財布」と「長財布 ボレロ」のどちらにするかを選べるのも今だからこそ。※「長財布 ボレロ」は在庫がなくなり次第販売終了となります。

「カード入れの向き」の好みで選ぶのもひとつ。

そして、「そこまでコンパクトさにこだわらない」という方は「長財布 ボレロ」もオススメです。たしかに1cmコンパクトになった点は大きな違いですが、上述の通り「長財布 ボレロ」も財布としての機能性、薄さは十分です。

ぜひ見比べて選んでくださいね。

■小銭を14枚!それでもこの薄さ
 お札やレシートも小分けにできる収納も

小銭入れも小銭がたっぷり入ります。試しに、

100円×5枚
50円×1枚
10円×2枚
5円×1枚
1円×5枚

の合計14枚の硬貨を入れましたが、まだまだ余裕があります。

それでいて、小銭をたくさん入れているとは思えないほど薄いまま。

急に増えることがある小銭。たくさん入るのは嬉しいポイントですよね。

■カードのメイン収納は4か所。
 1か所に2枚入る=8枚収納可能

メインのカード入れは4か所。良く使うカード類はここに入れるのがオススメです。

スリムがお好きな方は、カード入れ1か所につきカード1枚。

1か所に2枚のカードを入れることもできます。厚みが出にくい構造なのでたくさんいれても「ぶ厚くなった・・・」という印象はありません。

▲そして、カード入れは精巧に作られているため、カードを1枚ずついれて逆さにしても落ちにくいです。

▲収納は他にもたくさんご用意。小銭入れの裏、カード入れの裏にお札入れが。

カード入れとお札入れの間には、レシートなどを入れておくのにちょうどいいポケットもあるので、仕分けが便利です。

■革を切った断面の処理には
 最高の美しさを求めて
 あえて非効率な「コバ磨き」を

革を裁断した「断面の処理」にも非常にこだわりが強いのが博庵。

革の断面は「コバ」と言われます。

このコバの仕上げ方法に博庵の技とこだわりが光ります。世の中の革小物は、生産効率を考えて、断面に塗料を“塗り重ねて”仕上げる「コバ塗り」のものがほとんど。

しかし、なんと博庵では、布で断面を繰り返し“磨き”、自然な光沢を出すという昔ながらの製法にこだわり、今もなおそれを続けています。

(ファクトリエ主催「工場文化祭2019」で数多くの工場の中から、お客様投票によって1位に輝いた時の様子)

この製法は本当に時間と労力と技術が必要で、世界的にみてもほとんど行われていません。

指先に巻き付けた布で摩擦熱が出るまで丹念に磨き込んでいく・・・。
そうやってひたすら磨き込んでいくことで、滑らかな光沢面が生まれます。

塗料を塗って処理するだけでは得られない美しさと、手触りのよさが最大の特徴で、この断面部分を触った瞬間に感じる、“指に吸い付くような心地よさ”は、この革小物でしか体験できない極上品です。

また塗料を塗っただけで済ませる仕上げ方ですと、塗った部分にヒビが入り易く、剥がれてきたりしますが、この博庵のコバ磨きではそんなことはありません。

ちなみに、こんなに効率が悪いのに、いまだに「コバ磨き」をやり続ける理由を長谷川さんに聞くと、一言こうおっしゃいました。

「自分がこうしたいから。としか言いようがない」

まさに職人です。

■100年の技術が宿る
 「ネン引き」「ヘリ切り」

コバ磨きを行い、ミシンで縫製していく。

じっくりゆっくりと時間をかけて作られた後、最後に行うのは、「ネン引き」という工程。

これは、電熱ヒーターを巻いた鉄製のコテを熱して、コバの縁ぎりぎりに、直線状のアタリを付ける工程のこと。

長谷川さん曰く、

「絵画は額縁に入れて、初めて絵としての価値を生むわけですよ!それと同じで、ネンを引いて、額縁に当たるアタリが入ることで、商品に締りが出るんですよね」

ちょっとしたことのように思いますが、この小さなこだわりの積み重ねが、この革小物をより味わい深いものに高めてくれているんです。

▲そしてこちらは「ヘリ切り」と呼ばれる製法。

一見、この製法の難しさはわかりませんが、

・革の端(ヘリ)を折り曲げて、ミシンでステッチを入れる
・その後、余った革をミシン目ぎりぎりに切る。

という作業を行っています。(ヘリを後から切るため「ヘリの後切り」と呼ばれます。)

この“ミシン目ぎりぎりを切る”のが非常に技術を要します。なぜなら、下の革まで切ってしまうから。

博庵の長谷川さんは、

「海外のラグジュアリーブランドの革小物で『ヘリの後切り』しているものを良く見てみると、下の革まで切れてしまっていることもよくあります。

つまり熟練職人でも難しい製法のため、ヘリを折り曲げてミシンを入れ、カットせずに終わりという小物ばかりが巷に溢れました。(そういう革小物は余計な革が残ったまま)

博庵は絶対に切れない独自の技術をあみだし、ヘリの後切りをこの時代になっても取り入れることで、無駄な革が出ず、見た目がスッキリして美しくなります」

とおっしゃっています。

圧倒的技術が詰め込まれた技術の結晶をじっくりご覧になってみてくださいね。

■北米産の牛革を
 兵庫県でなめした最高級の牛革

革の名前は「ボレロ」。

国内屈指の兵庫県たつの市のタンナーとともに研究開発した北米産牛革を使用しています。生後2年以上の成牛革(ステアー種)は、締まった質感が特徴的な最高級牛革。

型押しした革の表情とさらりとした触り心地が、高級感を醸し出します!

こだわりが詰まった、そして機能的にも使いやすい、見事な革小物をぜひ手に取ってみてくださいね!

■修理について

長くご愛用いただきたく、こちらの商品につきましては修理を承っております。

「角が擦れてきてしまった」「ファスナーの開閉がしにくくなってきた」などございましたら、こちらのお問合せページからお気兼ねなくご相談くださいませ。
その他修理につきましても、お気軽にお申し付けください。

カスタマーサポートよりご案内いたします。

サイズ
タテ ヨコ マチ
9cm 18cm 1cm
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FACTORY

100年以上続く日本最古の革小物工房の「伝統と挑戦」
「最高素材の牛革を、伝統と最新技術で料理する。」

今回、姫路のタンナーとともに研究開発した北米産牛革を使用。革を曲げ、こすると自然なしわが広がることから「ボーテッド(ボーディングは揉むという意味)」と言われています。熱無しの250トンのハイドリックアイロンを使い、クロームでなめす。革をタンナー任せにせず、職人として最高の革作りをこだわっています。そんな革を100年かけて受け継いできた伝統的な技術と、現在研究開発した技術を持って料理していく、そんなイメージでしょうか。

「道具の創造こそが優秀といわれる職人の力なり。」

これは、祖父の言葉です。祖父は職人でしたが、自分で使いやすい道具を作り出し、相当な数の道具を持っていました。私も完成度を高めるため、必要な道具は全て自前で用意するよう心がけています。紳士物の財布は、総合芸術。上述した最高の革、技術だけがあっても道具が良くなければはじまりません。

「現代の0.5mmの革を貼り合わせる『ベタ貼り』製法。」

同業種の方々から一級品と評価していただくことが多い「ベタ貼り」製法。表革の裏に、0.5ミリの薄さにすいた革を寸分の狂いもなく貼り合わせる技法で、弊社以外ではあまり見かけない高度な技法です。折り曲げても裏地がたわまないため、1枚の革だと錯覚する方もいらっしゃいますね。通常のベタ貼りによく見られるような革の浮きやヨレ、歪み、堅さ、ゴワつきが全くなく、2枚貼り合わせでありながら、まるで一枚の革のように柔らかくしなやかに仕上げます。

「最後は、伝統の”ミガキ”仕上げ。」

「ミガキ」というのは、革の断面の仕上げ方法。一般的な財布は、断面に塗料を塗り重ねて仕上げるものが多いのですが、弊社では布で断面を繰り返し磨き、自然な光沢を出す、昔ながらの製法にこだわっています。コバに控えめに丸みをつけたうえで染料を塗布した後、磨きを入れて表面張力を出し、そこに本塗りを施し、さらに丹念に磨きを入れていく。これにより切り目は上品でナチュラルな表情に仕上がり、かつ剥離などのない耐久性の高いものとなるのですが、なにぶん非常に手間がいるため、今日、この本磨きを採用するブランドは非常に稀となってしまいました。

明治39年(1906年)より東京・浅草に工房を構える「HIROAN」。日本最古の革小物工房がすべての技法を集約・活用し作り上げる「Factelier by HIROAN」は驚くほどシンプル。創業より100年、現在3代目に受け継がれたその技術により実現した“一生もの”の革製品をぜひご愛用ください。

株式会社革包司博庵
株式会社革包司博庵

東京・浅草に庵を構え、紳士用革小物を専業にしてきた同工房の創業は明治39(1906)年。その歴史は100年を超え、現存する日本最古の革小物工房「革包司 博庵」は現在、3代目へと受け継がれています。

東京都台東区蔵前4-4-1

【 送料について 】

全国一律550円(税込)
※沖縄県は1,650円(税込)
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