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長崎県・スラックス専門工場の
50年の歴史と技術を結集した
プレミアムスラックス完成

長崎県松浦にある、日本を代表するスラックス専門工場「エミネントスラックス」。

2019年に50周年を迎えたこの工場では、実に123もの工程があるスラックスを約200名の職人が1本1本丁寧に仕上げています。

今回のスラックスは、そんな50周年の集大成ともいえる、エミネントスラックスが持つ技術や誇りをすべて詰め込んだ、オールインのプレミアムスラックスです。

はき心地を左右するのは見えない部分にあり!
腰周りの帯の裏に隠された秘密

エミネントスラックスの最大の特徴と言えるのが、腰周りの帯の裏に入れられている「バンロール」と呼ばれる“芯”にあります。

このバンロールが入っていることによって、はけばはくほど、はいた人の腰の形にどんどんフィットするように芯が形状変化していきます。つまり、はき続けることで唯一無二のシルエットが完成するというわけ。

ちなみに、「芯を入れるのって簡単そう」と思ったら大間違い!
実はこの工程は、ミリ単位よりも細かな正確性が要求されるんです。帯、腰裏、バンロールの3つの生地や芯を重ねて縫製するとどうしてもズレが生じてしまうからです。

「型崩れさせないためにこの工程があるのに、最初からズレていたらしょうがないですからね」と職人の松永さん。

難しい工程ゆえにバンロールが採用されたスラックスは世の中にそうありません。だからこそこのスラックスが“プレミアム”である証でもあります。

とにかく美しいヒップ周り。
美しさとはき心地を両立する「くせ取り」

「あの人のスラックス、とってもきれいだな」と感じる瞬間。

そう感じさせる一つの要素は、ヒップ周りにあります。お尻の美しさとはき心地の良さは、スラックスにとって一番重要と言えるかもしれません。

お尻の丸みにしっかりとフィットさせるためにエミネントスラックスがとことんこだわっているのが、お尻の「くせ取り」。スラックスのお尻部分にプレス機をあてて立体的なボリュームを生む工程です。

スラックスのセンタープリーツに沿って左右の足を合わせ、ハンガーに吊るしてみると、お尻の部分に少し膨らみが出てしまいます。これこそが、くせ取りの証拠。立体的に作られているんです。

これによってお尻にフィットした美しさとはき心地を兼ね備えたスラックスが完成するんです。

お尻の「くせ取り」に従事する職人・本村さんにそのコツを伺うと、

「コツは・・・言葉にできないですね。感覚でしかない。大量生産で機械が全部作るのとはそこが全然違います」と一言。

手作業で作られるまさに至高の逸品です。

“しっくり感”のあるウエストは
その道30年を超えるベテランの腕によるもの

「32年間、入社してからはほぼずっと腰プレスを担当してきました。きっと腰プレスの年数で言ったら、日本一だと思います」。そう語るエミネントスラックスの職人さん。

ウエストに丸みを与えるこの腰プレスの出来によって、ウエストの“しっくり感”が大きく変わります。生地それぞれに縮み方も違うため、蒸気量、加える圧力、プレスする時間を生地ごとに微妙に変化させる必要があり、常に生地と対話。

32年のベテランによる、ウエストのおさまりの良さをぜひ体感してみてください。

つけたボタンは720万個!
職人による付け外しが楽で丈夫なボタン

こだわりは小さなボタンにもあります。
日常で付け外しが多いボタン。いかにスムースに付け外しができるか、そして負荷がかかる場所であるがゆえにしっかり付けられているかが重要になります。

しかし、付け外しを楽にしようとすると糸が緩くなってしまうため、小さなパーツですがとても技術力が必要です。加えて、生地の厚みや素材の違い、ボタン自体の厚みが薄かったり分厚かったりと、毎回同じように縫い付けられるわけでもありません。ボタン穴の大小によってもまた付け方が変わってきます。

そのような様々な条件の組み合わせが無限にあるのがボタン付けの難しいところですが、1日平均1,200個、これまで720万個ものボタンを付けてきた熟練職人によって、付け外しが楽で丈夫なボタン付けを実現しているんです。

すっとボタンホールに収まる付け心地にきっと驚かれるはずです。

尻のくせ取り、腰のくせ取りに加え、
「膝のくせ取り」が極上のシルエットを生む

これまでご紹介した、尻のくせ取りや腰のくせ取りに加えて、シルエットを美しするために膝から下にもくせ取りが施されています。

スラックスを正面から見えると細身でタイトなきれいなシルエットにも関わらず、窮屈さがなく動きやすいのはこのくせ取りのおかげなんです。

ファクトリエ商品開発担当もうなる、
お尻ポケットの両玉縁仕上げ

普段気にして見ることはあまりない部分にこそこだわるのが一流工場の証。

たとえば、お尻ポケットの入り口には、上下が帯状になっています。これを玉縁仕上げと呼び、ドレッシーなスラックスに用いられる仕様で、このスラックスには上下についていることから「両玉縁仕上げ」と呼ばれます。

この帯の幅(高さ)にご注目。非常に細いですよね?
ファクトリエの商品開発担当も一目見た瞬間に驚きの声を上げるくらい細い。
細ければ細いほど縫製が難しくなりますが、ドレッシーで高級感をぐっと高めてくれる部分なんです。

ジャケットやコートを羽織ってしまうと見えない部分です。しかし見えない部分にも手を抜かないのが一流の職人。そんな小さなこだわりの積み重ねが最高のスラックスを作り上げているんです。

その他にもこだわりがたくさん!
股下の補強や取れづらいプリーツの加工

高級スラックスには必ずと言っていいほど付いている、股下内側の補強部分。「これがないと嫌」という方も多く、この補強があることではき心地がガラッと変わりますが、このスラックスにはしっかりと取り付けているのでご安心ください。

また、パリッとセンタープリーツが効いたスラックスは紳士の風格をぐっと高めてくれますが、「シロセット加工」と呼ばれるプリーツが取れづらい加工を施しているので、アイロンができなかった場合でもセンターラインがしっかりと出るようにしています。

※永久的にプリーツが残るわけではありませんので、適度にアイロンやクリーニングを推奨いたします。

極上のスラックスには最高級の生地を。
イタリア・カノニコの高級ウールを使用

生地にも抜かりありません。

イタリアの名門毛織メーカー「カノニコ」の高級ウール100%の生地をしています。世界の多くの一流ブランドから愛されているカノニコは、原毛をオーストラリアより直輸入し、最新鋭の紡績機械・織機を使って一貫して生産しています。上品な光沢感をぜひ楽しんでください。

なお、強く撚った糸なのでサラッとしていてドライタッチ。シワにもなりづらいのもうれしいポイント。

本スラックスは、受注生産となりますので、出来上がりまでお時間をいただきますが、楽しみにお待ちくださいませ!

創業50年を迎えたエミネントスラックス
約200名の地元雇用の職人とともに次の50年へ

2019年で創業50周年を迎えた「エミネントスラックス」。社長の前田さんはこのように語ります。

前田さん:「長崎県松浦にある工場で、約200名の職人とともに1本1本スラックスを作り続けています。約200名の職人は全員が地元雇用。100を超える生産工程ひとつひとつに、スラックス歴20年、30年を超えるベテラン職人がおり、彼ら彼女たちの熟練した技術によって、細部の細部にまで心を配った、格別のはき心地と流麗なシルエットのスラックスを作っています。」

「松浦から世界へ」と意気込む前田社長の熱い想いと、さらなる50年の歩みにもぜひ注目してくださいね。

お手入れ

着用による毛並みの乱れは、軽くブラッシングをして整えて下さい。豚毛のブラシを推奨いたします。
直射日光の当たらない、風通しの良い場所で、ハンガー掛けで保管して下さい。
アイロンは当て布をして中温(140度 程度)で掛けをしてください。
洗濯は必ずドライクリーニングでお願いします。
縫い目に過度の力が加わると、縫い目が開いてしまうことがありますのでご注意下さい。
毛羽立ちやテカリの原因となりますので、強い摩擦は避けて下さい。
サイズ
サイズ表
サイズ ①ウエスト ②ヒップ ③もも幅 ④股上 ⑤股下 ⑥裾幅
S 78cm 96.3cm 30.5cm 22.4cm 91cm 18.4cm
M 82cm 99.6cm 31.5cm 22.8cm 91cm 18.7cm
L 86cm 102.9cm 32.5cm 23.2cm 91cm 19.0cm
LL 90cm 106.2cm 33.5cm 23.6cm 91cm 19.3cm
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FACTORY

スラックス専業メーカーとしての誇り
「元炭鉱に200人以上が働く”スラックスの町”」

1969創業、現親会社である株式会社エミネントの自社工場として、スラックスの縫製業をスタート。長崎の北端、松浦市で2工場・200名以上にも及ぶ社員がものづくりに励んでいます。松浦市はかつて炭鉱の町として栄えましたが、私たちが創業した頃から徐々に工業が発達し、今に至ります。1日に7000本を生産していた時代もあるほどで、スラックス専業としては国内最大級の工場でしょう。

「想いがきちんと伝わるということ」

高価格な商品を作り続け、自社工場での生産にもこだわり続けてきましたので、高い技術やノウハウは蓄積されていると思います。ファクトリーブランドも今まで何度か考えましたが、できた商品を売るという観点からやはり実現は難しく、OEMで仕事を受けてきました。ですので、今回のファクトリエの商品作りは本当にありがたいです。やはり私たちの想いが履いてくださるお客様に直接届くというのは素晴らしいことですし、理想でもあります丁寧に作った良いものが、きちんと伝わることが嬉しいですね。

「独自の技術”くせ取り”が可能にした抜群のフィット感」

45年以上スラックスを作り続けてきた私たちは、日本人男性の体にフィットするパターンを熟知しています。そのパターンを追求するため、独自機械を開発し、脚のラインに沿う立体的なシルエットを実現しました。特筆すべきはヒップラインの「くせ取り」と呼ばれる、まっすぐなラインしか描けない生地を、プレス機の圧力と蒸気によって立体的かつ丸みのあるラインにすることです。これにより、細身でありながらもヒップの丸みに抜群のフィットラインが生まれます。

「点ではなく、線でつなぐ」

ものづくりに少しでも疑問が湧いたときは立ち止まり、妥協をなくすようにしています。YKKと共同開発したファスナーもその一つで、新しいものをどんどんつくる労力を私たちは惜しみません。そのために管理職クラスはいろいろなところに出かけ、視野を広げるようにしてもらっています。今、エミネントスラックスの社員は平均年齢46歳、平均勤続22年と、主にベテランの方で構成されています。私の願いは働く人たちに、自分たちが作るものがどう売られ、どのようにお客さんに広まっていくのかを見せてあげたい。点じゃなく、線でものづくりの流れを体感してもらうことで、エミネントのスラックスがどれだけ愛されているかを知ってもらい、仕事に誇りを持ってもらえればと思います。

株式会社エミネントスラックス
株式会社エミネントスラックス

1969創業、国内最大のスラックス工場。スラックス専業メーカーならではの知識と経験を活かし、穿き心地の良さや型くずれしにくいシルエットを長年研究してきた。その結果、123という一般的なスラックスの約2倍の工程を経たスラックスが誕生した。

長崎県松浦市志佐町浦免1676-2

【 送料について 】

全国一律550円(税込)
※沖縄県は1,650円(税込)
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