新型コロナウイルス感染拡大の影響により、在宅ワークを余儀なくされたわたしたち。
思うように仕事の生産性が上がらなかったり、コミュニケーションの難しさを感じたり…
そんな状況下で著名人はどんなふうに仕事に取り組んでいるのでしょうか。
自分らしいワークスタイルを実践する4人にインタビュー!
自分らしいワークスタイルを
実践する4人にインタビュー!
北野唯我
1987年生まれ。新卒採用のクラウドサービスを手がける
「ワンキャリア」取締役。5/22に開催される日本最大級の
YouTube企業説明会「ONE CAREER SUPER LIVE」の応募が1万人を超えるなど、
新時代のビジネスリーダーとして活躍。
またデビュー作「転職の思考法」がベストセラーになり、作家活動も精力的にこなす。
著書に「オープネス」「天才を殺す凡人」。
職場でなぜ分断が生まれるのかをストーリー仕立てに描いた
最新刊「分断を生むエジソン」はビジネスパーソンの必読書。
1987年生まれ。新卒採用のクラウドサービスを手がける「ワンキャリア」取締役。
5/22に開催される日本最大級のYouTube企業説明会「ONE CAREER SUPER LIVE」の応募が1万人を超えるなど
新時代のビジネスリーダーとして活躍。
またデビュー作「転職の思考法」がベストセラーになり、作家活動も精力的にこなす。
著書に「オープネス」「天才を殺す凡人」。
職場でなぜ分断が生まれるのかをストーリー仕立てに描いた最新刊「分断を生むエジソン」はビジネスパーソンの必読書。
チームの生産性を上げるため
変えたのは会議の進め方
チームの生産性を上げるため
変えたのは会議の進め方
「リモートワークになり僕自身はとても楽しくて生き生きと働いています。しかしながら、会社全体で見ると、子育てとの両立に悩む人やワークスペースの確保に悩む人など、メンタルをくずしかけているメンバーもいますので気をつけないといけない状況にあります。
コロナ以前はコアタイムを導入していましたが一時的に廃止し、勤務時間は自己申告制にしました。また4〜5人で行う朝会・夕会をチームごとに必ず実施するようにしています。これは業務報告ではなく、挨拶や雑談でいいので、顔を合わせて喋るということを大事にしていますね。
また1時間のミーティングは40分に収めることを決めています。会議続きで、トイレにもいけない状況になってしまうのを回避するためだけではなく、次に余裕を持って臨むためでもあります。それからオンラインミーティングだと発言のタイミングが掴みづらく非効率になりがちなので、”Amazon方式”という会議のやり方を全社で導入しました。Dropbox Paper に用意した資料を最初の10分で各自が黙読する。そのあと質問やコメントがなかったら終わるというミーティング方式です。同じディスプレイを共有することができ、リモートワークだからこそやりやすい環境にあると思います。

経営者としての視点で話すと、コロナ以前よりも仕事は忙しくなりましたね。意思決定がある種の仕事ですから、その意思決定こそできるだけ早くすることを意識していると、無限に仕事を入れることができ、生産性がものすごく上がっています。」
在宅ワークのマストアイテム
お気に入りのマグカップ
「仕事中に必要なものはたくさんありますが、このマグカップも毎日活躍しています。」
ネーム入りAirPods Pro
「ずっと使っていますがアクティブノイズキャンセリングが集中力を高めてくれます。」
毎日書いている5年日記
「5年分の同じ日を1ページに書ける日記。季節や時期が思考に与える影響は大きく、それを体系的に捉えるために使っています。」
リモートワークで活躍できるのは
想像力を成果に繋げることができる人
「僕自身、仕事のときに大事にしているのが、どんなに忙しくても昼間の散歩で太陽を浴びること。それから以前からやっている起床時と就寝前の坐禅は、かなりリフレッシュになっていますね。できるだけ何も考えないようにする時間をもつ一方で、夜は日記を書き、しっかりと考える時間を作っています。本質的に考えるべきこと、例えば事業や組織のことだけでなく、あの人は今日しんどそうだったけど大丈夫かなといったメンバーのことも日記に書いたりします。

僕はリモートワークで活躍する人とは、想像力を成果に繋げる癖を持っている人だと思うんです。例えば、相手の家族も含めて置かれている状況や環境を考え、こういうことを悩んでいるじゃないかと想像して話すことができるかどうかで全然違いますよね。社内のメンバーを見ていても想像力を持って相手に話せる人、気遣いの一言を言える人の方がリモートワーク下でもバリューが上がっているのが面白い現象だと思います。想像力は人間だけもつ生物としての強みですから、これを他者のために使える人が成果を出せるというのがリモートワークの意味なんだと思います。
それから同じことを繰り返す毎日だからこそ、リモートワークというのは自分の感情や日々の小さな変化を知るためのトレーニングの機会でもあると思っています。そう捉えた方が面白いですよね。自分自身が変化していくと必然的にまわりも変わってきますので、そういうものを見るためのいいトレーニングになると思います」
在宅ワークのおすすめアクション
1. オンライン会議の仕方を見直してみよう
2. 一緒に働くメンバーはどういう状況にあるのか、意識して考える時間を設けよう
ファクトリエのお気に入りアイテム
「リモートワーク以前から使っているのが今治タオルです。家にいる時間が長くなって、タオルはいいタオルにしておいてよかったなと思いましたね。気持ちいい方がやっぱりいい」
商品について
今や世界的にもブランド認知される”今治タオル”をリードしてきた「丸栄タオル」が手がけたファクトリエの人気アイテム。最高級の品質を誇る希少価値の高いスーピマコットンを贅沢にタオルにしました。ふんわりと、やわらかな心地のタオルが、さっと水分を吸収して肌を優しく包みます。フェイスタオルのほかバスタオルやハンドタオルも展開。
在宅ワーク中に読みたい
おすすめの本
ビジネスにはペイン型とゲイン型の2種があり、ゲイン型のサービスが増していくこれからの時代に企業はどう立ち向かうべきか。読み進めやすい物語形式で描かれている。
一生食べていける自分の価値はどうやって作ったらいいか。転職したい人もそうでない人も背中をグッと押してもらえるビジネス書。
illustration/green K