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お客様からご要望も多かったスニーカーが、ついに発売されます。 福岡県久留米市で140年以上に渡り、靴作りを続けるムーンスター社と共同開発し、完全オリジナル商品のスニーカーを生産します。
そこで、今回はムーンスター本社工場のことを少しご紹介します。
福岡県久留米市には、創業140年の靴の老舗「ムーンスター」の本社工場があります。もともと地下足袋の生産が盛んなことから「ゴム産業の町」として栄えていた久留米市。1873年の創業当初から一人ひとりに心地よい靴を提供するため真摯なものづくりを努めてこられました。
長い年月の中で蓄積されたスニーカー生産技術は移りゆく時代の中でも際立った価値をもたらし、多くのスニーカー愛好家を魅了しています。
長年に渡る靴作りの中で、つねに新しい品質と新しい技術を提供してきました。”すべての人々の「笑顔」と「しあわせ」のために”という経営理念のもと、国内でもわずかな工場でしか行えない生産方法を用い、一足一足を大切にするという伝統を引き継ぎながら新しいものづくりにチャレンジされていらっしゃいます。
最盛期には約1万人もの従業員で賑わっていた工場も、現在は約500名まで減少。それでも、7ラインそれぞれに特徴をもたせた"機械に頼らない”工場運営で6年前に「30万足」だった生産量を「60万足」まで増やすことができたそうです。一つの機械を導入して7ライン作るよりも、融通の利く人の手を信じて多品種小ロットにも柔軟に対応する、市丸工場長からお話を伺いながら生産効率を上げるには「機械ではなく、人の手」という考え方にハッとしました。
江戸時代後期に発明された久留米絣は、古い様式の織機を使い糸に無理をさせない張力で織られる生地のことをいいます。しなやかで独特の風合いを持ち、使い込むほどその美しさを増していく生地が多くの人に使用され、今もなお、伝統を受け継ぐ機屋で織られています。ムーンスターでは、現代のスタイルに合わせてつくられた久留米絣を“KURUME CLOTH”と名付けられたそうです。
まるで焼き物を焼くように、加硫缶(かりゅうかん)と呼ばれる“窯”に入れ120℃で70分間、熱と圧力を加えます。そうして、生ゴムの中に配合した硫黄が化学反応を起こすことで、粘土のような生ゴムの状態から“変形してもちゃんと元のかたちに戻る”というゴム本来の性質を保つことができます。アメリカの発明家チャールズ・グッドイヤーによって確立されたこの「ヴァルカナイズ製法」は、より生産性やコストを重視し機械化された製法が多い中で、大変貴重な製法となりつつあります。
予約販売されるスニーカー(お届けは2016年4月下旬の予定)。キナリ、ホワイトは様々なシーンで活躍し、ネイビー、ブラックはしっかりと染色された深みが特徴です。どれも上品さがある色味ですので、フォーマルなスタイルにはハズしとしてもご利用いただけます。ぜひ、お楽しみに。
昭和天皇も訪れた工場には、歴史資料館もあります。久留米にお越しの際はオススメです(JR久留米駅より徒歩5分)。
お客様からご要望も多かったスニーカーが、ついに発売されます。
福岡県久留米市で140年以上に渡り、靴作りを続けるムーンスター社と共同開発し、
完全オリジナル商品のスニーカーを生産します。
そこで、今回はムーンスター本社工場のことを少しご紹介します。
ゴム産業の町 久留米
福岡県久留米市には、創業140年の靴の老舗「ムーンスター」の本社工場があります。
もともと地下足袋の生産が盛んなことから「ゴム産業の町」として栄えていた久留米市。
1873年の創業当初から一人ひとりに心地よい靴を提供するため真摯なものづくりを努めてこられました。
長い年月の中で蓄積されたスニーカー生産技術は移りゆく時代の中でも
際立った価値をもたらし、多くのスニーカー愛好家を魅了しています。
長年に渡る靴作りの中で、つねに新しい品質と新しい技術を提供してきました。
”すべての人々の「笑顔」と「しあわせ」のために”という経営理念のもと、
国内でもわずかな工場でしか行えない生産方法を用い、一足一足を大切にするという
伝統を引き継ぎながら新しいものづくりにチャレンジされていらっしゃいます。
最盛期には約1万人もの従業員で賑わっていた工場も、現在は約500名まで減少。
それでも、7ラインそれぞれに特徴をもたせた"機械に頼らない”工場運営で
6年前に「30万足」だった生産量を「60万足」まで増やすことができたそうです。
一つの機械を導入して7ライン作るよりも、融通の利く人の手を信じて
多品種小ロットにも柔軟に対応する、市丸工場長からお話を伺いながら
生産効率を上げるには「機械ではなく、人の手」という考え方にハッとしました。
江戸時代後期に発明された久留米絣は、古い様式の織機を使い
糸に無理をさせない張力で織られる生地のことをいいます。
しなやかで独特の風合いを持ち、使い込むほどその美しさを増していく生地が
多くの人に使用され、今もなお、伝統を受け継ぐ機屋で織られています。
ムーンスターでは、現代のスタイルに合わせてつくられた久留米絣を
“KURUME CLOTH”と名付けられたそうです。
まるで焼き物を焼くように、加硫缶(かりゅうかん)と呼ばれる“窯”に入れ
120℃で70分間、熱と圧力を加えます。
そうして、生ゴムの中に配合した硫黄が化学反応を起こすことで、
粘土のような生ゴムの状態から“変形してもちゃんと元のかたちに戻る”という
ゴム本来の性質を保つことができます。
アメリカの発明家チャールズ・グッドイヤーによって確立された
この「ヴァルカナイズ製法」は、より生産性やコストを重視し
機械化された製法が多い中で、大変貴重な製法となりつつあります。
予約販売されるスニーカー(お届けは2016年4月下旬の予定)。
キナリ、ホワイトは様々なシーンで活躍し、ネイビー、ブラック
はしっかりと染色された深みが特徴です。どれも上品さがある色味ですので、
フォーマルなスタイルにはハズしとしてもご利用いただけます。
ぜひ、お楽しみに。
昭和天皇も訪れた工場には、歴史資料館もあります。
久留米にお越しの際はオススメです(JR久留米駅より徒歩5分)。