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MEMBER - YARITA SHIGEHIKO

顧問 元LVMH 取締役

遣田 重彦 / YARITA SHIGEHIKO

──プロフィール

早稲田大学卒業後、「日本軽金属」の人事・労務部門に勤務。
その間に、会社派遣で南カリフォルニア大学でMBAを学ぶ。
35歳のときに当時のCAD・CAMを牽引していた米国「コンピュータービジョン」の日本法人における人事責任者へ。
8年務めた後、ラグジュアリーグッズの世界最大グループ「LVMH」の取締役VPHRとして66歳まで務める。
6000名以上の従業員が在籍する日本法人を、人事の最高責任者として統括した。

──ファクトリエを応援している理由

山田さんは自分の息子にあたる年代。起業家精神に満ちあふれた青年で、初めて会ったときから「私の経験を生かして成功をサポートしてあげたい」と思わせる魅力を放っていましたね。
彼の人柄だけでなく、地方を元気づけていくファクトリエのビジネスモデルに対しても、ユニークで面白いなと率直に感じました。
大都市と地方の格差が年々広がっていく現代の日本において、壮大で哲学的な素晴らしいミッションだと思います。
私個人としても、リタイア後の仕事としては、利益を追うよりも社会的義務を感じられるビジネスに携わりたかった。ファクトリエに関われている今の状況を非常に楽しめています。
応援している理由をもう1つ付け加えるなら、商品のクオリティです。
正直、5万円以上の値が付く有名ブランドのポロシャツと、ファクトリエがつくる9000円のポロシャツでは質に差異はありません。
この間、ファクトリエでシャツをオーダーしましたが、コットンの品質には驚きを隠せませんでした。
世界の一流ブランドをもってしても敵わない。
「服は安ければいい」という人にはアピールしないかもしれませんが、ビジネスモデルに共感できるインテリジェンスのある人には良さが伝わるはず。そのゾーンにターゲットを絞っていけば、ビジネスはより広がりを見せていくと確信しています。

──ファクトリエへの入社を考えている人たちへ

「寄らば大樹の陰」というタイプの人には向いていないと思います。
自分の仕事はこれだけとか、プライベートを優先し残業はしたくないとか、休みがいっぱい欲しいとか、ファクトリエが1000名規模の会社だったらそういう人たちが交ざっていてもいいかもしれません。
しかし現段階では、「ファクトリエの歴史をつくる張本人になりたい」という気概を持った人が入るべき会社です。
「自らがドライバーとなって、押すに押されぬブランドへと成長させる」くらいの意気込みがあるなら、ぜひチャレンジをお勧めしたいですね。