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愛着、ふわふわ。育てるホワイトカシミヤマフラー

その巻き心地は、まるで羽毛。
首もとをふわふわと舞うように、
やさしい温もりで体をあたためてくれます。
このカシミヤマフラーの特徴は、
厳選した素材だけではありません。
羽毛からフェルト生地のような手触りへ。
使うことで変化する柔らかさこそ
このマフラーのいちばんの魅力と言えます。
育てるように愛用したい、
最高のカシミヤマフラーをご紹介します。

希少な1等級のホワイトカシミヤ

繊細で軽くて柔らか。保温性と保湿性の高いカシミヤは“繊維の宝石”と呼ばれています。カシミヤは、中央アジア周辺、中国やモンゴルなどの地域に生息するカシミヤ山羊の産毛を原料としています。通常の硬い毛の下に生える産毛は厳しい寒さと暑さの寒暖差に適応するためのもので、生え替わる時期に櫛で梳くなどして手間をかけて集めます。1頭から採れる量はわずか170g前後。生産数の少なさもカシミヤが希少だと言われる所以です。また、カシミヤは、繊維の細さ、長さ、異物の混入率によって、1〜9までの等級がつけられます。その最も希少な1等級のホワイトカシミヤを130g(ほぼ1頭分)使用しているのが“育てるホワイトカシミヤマフラー”です。

ニットの一貫生産というこだわり

カシミヤをよく知り、深く愛するニットメーカーのUTO(ユーティーオー)。こだわりは一貫した丁寧なものづくりにあります。岩手県にある自社工場では、企画から編み立て、リンキング、仕上げまですべての工程を行なっています。分業が基本のニットづくりにおいてこれはとても珍しいこと。「すべて自分たちで行なうからこそ手抜きができない。なぜそこまでやるの?と言われるほど手間をかけることが最高のものづくりにつながる」と、UTOの代表宇土(うと)さんは話します。珍しいのはそれだけではありません。工場で働く職人たちの平均年齢はなんと30代。50〜60代が当たり前の業界においてこの状況はとても貴重です。ニットづくりに深く関わることのできる環境で若手の育成ができること。これがUTOの最大の強みかもしれません。

カシミヤにストレスを与えない

最高品質の素材を使っても編み上がったばかりのカシミヤはガサガサとしています。ここからカシミヤらしい風合いを出すために行なうのが“縮絨(しゅくじゅう)”という工程。40℃ほどのお湯で洗いをかけて編み込まれてしまった細かな繊維を表面に起こす作業です。素材の毛質、外気温などの条件によって左右されるため、職人の知識や経験が必要になります。洗いの際に伸びやすい箇所にはしつけ糸で補強をするなど、経験を元にした丁寧な手間がUTOの仕事です。さらに、洗いの後の乾燥にもこだわりがあります。一般的に効率を考えて乾燥機にかけることが多いこの工程で、UTOは自然乾燥を選択。一日かけてゆっくりと乾かします。素材本来の風合いを活かすために必要以上の加工をしない。手間を惜しまず繊維にやさしい方法で仕上げることで最高のカシミヤ製品ができあがります。

UTOについて詳しく読む >>

”育てる”別次元のカシミヤニット

UTOの育てるホワイトカシミヤマフラーは、1gの産毛を26メートルに引いて撚りをかけた26番双糸のカシミヤ糸を大きくざっくりと編んでいます。繊細な糸は生地の強度を考えてハイゲージ(細かく密に)で編むのがセオリーですが、強度とのバランスを保ちつつあえてローゲージ(粗くざっくり)で空気を含ませるように編むことで別次元のカシミヤニットが誕生しました。感動するのはその羽毛のような軽さと温もりだけではありません。このマフラーの一番の魅力はその経年変化にあります。写真手前のグレーのマフラーは編み上がったばかりの1年目。そして写真左手のネイビーのマフラーはなんと10年目。上質なフェルト生地のようなふっくらした表情に変化しています。

あなたに似合う愛せる色を

長く愛用してもらうには自分に似合う色選びから。そんな想いをこめて単色カラーは15色、さらにストライプや、バイカラーなど、繊細なトーンの違いが楽しめる豊富な色を揃えました。男女共に人気なのは上品な色合いが素敵な“シャモア”。表情を明るく見せてくれるビビッドな“フーシャピンク”は女性にとても人気があります。また、タイミングが限られますがオーダーによる製作も受け付けています。カシミヤのオーダーは、自社で一貫した生産を行なうUTOだからできること。10年目のマフラーのように長く愛せるあなたに似合う色を見つけてください。

この冬、育てるカシミヤ1年目

高級なカシミヤと聞くと「繊細でお手入れが大変」というイメージを持つ方も多いかもしれません。そんな時、UTOの宇土社長は「お手入れはご自宅の洗濯機でOK」とアドバイスします(ドラム式はNG)。なぜならUTOでは“縮絨”工程で家庭用の洗濯機を使用しているからです。年に1〜2度、衣替えのタイミングで洗ってあげることで使用中に絡まった繊維がふわふわによみがえります。つまり“縮絨加工”と同じ効果が生まれるということです。10年目のマフラーもこうやって着用と洗濯をくり返しながら愛用されたものです。“育てるカシミヤ”というその名のとおり育てるように長くカシミヤに親しんで、ぜひ自分らしいマフラーの表情を楽しんでください。

カシミヤの洗い方

カシミヤはドライクリーニングに出さないとダメと思われている方が多いですが、UTOでは自宅で手洗いや洗濯機で洗うことをおすすめしています。 洗い方の手順や注意点を参考に家で洗ってみてください。

1. 洗い桶に水を貼る
常温の水でオーケーです。洗剤さえ溶ければ少々冷たい水でもかまいません。ポイントは「水の温度が高いと縮みやすい」「洗う時間が長いと縮みやすく毛羽が立ちやすい」 「一緒に洗うものが多いと縮みやすい」ということです。

2. 洗剤を投入
ウール用洗剤を入れてよく泡立ててください。シャンプーも使えます。

3. 洗い
手洗いの場合: 軽く「押し洗い」又は「振り洗い」します。
洗濯機の場合: 「手洗いモード」機種によっては「ドライコース」「ソフトコース」などがあります。
前面に扉が付いたタイプのドラム式の洗濯機は避けてください。

4. 柔軟剤で油分を補給
一度すすいだ後は、柔軟剤などで油分を補給します。柔軟剤の代わりにリンスでもOKです。

5. 脱水
脱水機で完全に水気を取ってください。脱水機の中のセーターはドラムに張り付いて遠心力で水分を飛ばすので手でぎゅっと絞るよりずっと繊維には優しい脱水方法です。

6. 洗濯の後の整え
洗う前のセーターの寸法に伸ばして寸法を整えてください。

7. 干し方
風通しのよい日陰で平干しし、自然乾燥します。 半絞りの状態で吊るして干すと、水分が下のほうに溜まってその重みで伸びてしまい、乾くとその伸びた状態が定着します。不味い干し方の典型です。 網などの上が一番良いですが、バスタオルの上などでも良いでしょう。半日ぐらいでひっくり返してバスタオルの位置を変えてください。風通しのあるほうが乾きやすいで扇風機などの風を当てると早く乾きます。もちろん少々陽が当たってもかまいません。
熱風乾燥機は厳禁です。乾燥機に入れると熱風でフエルト現象を起こして子供用みたいに縮んでしまいます。これはウール特有の現象で、フエルトの作り方がこの方法ですから縮まないはずがありません。

8. 洗った後の保管方法
風通しのよいところでしばらく放置してから、防虫剤と一緒に保管します。

【注意点】
※洗いと脱水は必ず1枚ずつ短時間で優しくおこなってください。(洗濯ネットの利用も可能)
※長時間の洗いや複数で洗うと摩擦で縮みの原因になります。
※なかなか取れない汚れはシミの可能性もございます。 お早めにクリーニング店にてご相談下さい。

保管方法・毛玉の注意点

保管方法
着用の季節が終わりましたら、汚れを落としてきれいに洗濯してから保管してあげてください。保管には必ず防虫剤を施してください。
虫も繊細なカシミヤが美味しいらしく一番に食害に遭いやすいですので、ご注意ください。
防虫剤は一般に空気より重く上から下の方に効果が発揮されますので、一番上に置いてください。

毛玉の注意点
毛玉は繊維の絡まりで発生します。今日着用したニットは毛羽がたち、繊維が絡みやすくなっていますので、かるくブラッシングをしてしまうことをお勧めします。
湿度が高く摩擦があると毛羽が発生しやすくなります。
ウインドブレーカーや密閉のコートなどは蒸れやすく高湿度になりやすいので着用時にも適度の通気を心がけてください。
カシミヤをはじめウールの繊維は生きています。
ウールは繊維のキューティクルの開閉により湿度を調整していますのでさっぱりした暖かさを保ちます。その為に毛玉を完全になくすことは不可能です(強制的にキューティクルを削除した毛玉の出来ない特殊加工のウールもありますが、UTOのカシミヤは天然のウールの良さをお楽しみいただきたく特殊加工は施しておりません。)
毛玉は小さいうちに、毛玉取り器などで丁寧に取り除いてください。ニット本体には全く影響はありません。