FACTORY
前社長・永山が勤めていた縫製工場から1968年に独立し、福島県白河市に縫製工場を構える形で「永山産業」がスタート。創業当初はメンズドレスシャツの縫製をメインに、OEM一本でやってきました。人員増加のため1973年に現・平田中央工場新設、1976年には雑誌『月間消費者』の消費者テストでAランクに認定され、品質日本一の称号を得ます。今ではメンズシャツのほか、レディースのシャツやジャケット、コートなど、縫製業として多岐に渡るアイテムを製造しています。
現在、福島県内にある2工場のうちの1つ、南湖工場でレディースアイテムを製造しています。日頃から改良・改善に努めており、縫製機械を自分たちで改造、開発するなどして生産性向上を図っています。おかげさまで品質日本一に認定いただきましたので、その称号に甘んじることなく、むしろそれだけの品質をご期待いただいているということに誇りを持ち、日々ものづくりに励んでおります。
永山産業では女性の管理職登用も積極的に行っています。やはり工場で働くほとんどの方は女性ですので、密にコミュニケーションを取ったり細かな意思を汲み取ったりなど、これから女性の管理職は欠かすことのできない大きな役割を果たしてくれると考えています。きちんと未来のことを考え、組織作りを行っていくことが、工場が存在していくために必須となるでしょう。
ファクトリエとは永山産業のファクトリーブランドとしてシャツを製造させていただいておりますが、やはり実際に作ってみて思ったのは「自分たちの名前が入るのは全然違う」ということ。誇りや喜び、身の引き締まる思いなど、さまざまな意識が異なりました。ブランドとしてやっていくとはこういうことなのかと。これからも世界に対していろんなことができる企業として、永山産業の名でジャパンクオリティを発信できることを幸せに思い、お客さまに喜んでいただけるよう高品質な製品を作り続けたいと思います。
福島県白河市に縫製工場を構える「永山産業」。1976年に、雑誌『月間消費者』の消費者テストでAランクに認定され、品質日本一の称号を得ている縫製工場。レディースアイテムを手がけるのが南湖工場。若い社員が多く活気であふれており、女性登用にも積極的。縫製機械を自分たちで改造、開発するなどして生産性向上を図っている。
福島県白河市鬼越32-1