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カシミヤダブルコート特集

CASHMERE
カシミヤダブルコート
ふたつの顔をもつコート。

光をかえすカシミヤの美しい毛並み。
ふっくらと優雅にかえるラペル。
高級紳士服の専門工場が仕立てた
初めてのレディースコートは
柔らかな雰囲気と、凛としたスマートさ
その、ふたつの顔をもっています。
歴史と文化のある運河の街「北海道小樽」。
街を愛する腕のいいテーラーが集い
積み上げ、受け継いできた高い技術で
何十年先も愛されるコートができました。

セオリーを破る挑戦的なものづくり。
その佇まいを一目見るだけで、上質な素材と仕立ての素晴らしさがわかるこの美しいカシミヤコートには、一般的なものづくりの手法を超えたストーリーがあります。主にメンズのスーツやジャケットが専門の縫製工場で仕立てられた、レディースのカシミヤコート。紳士服が専門の工場でなぜレディースの製品を仕立てるのか。それは、そこで生まれる「新たな美しさ」を見てみたいという、シンプルな思いが芽生えたからです。メンズ特有の堅実なつくりとレディースに必要なニュアンスの表現。このふたつの魅力を高め合って生まれた新しいコートをご紹介します。
つくり手
服地の老舗「御幸毛織株式会社」
1905年(明治38年)。名古屋市で織布、染色工場として創業した御幸毛織株式会社。一世紀以上の歴史をもち、原料から繊維、生地、製品まで一貫したものづくりを続けています。2011年に東洋紡株式会社の四日市工場に仕上げ部門を統合。国内で初めて導入されたという希少な機械が稼動する様子。最新鋭の機械。日本の服地づくりの歴史を知る広大な工場には思わず圧倒されてしまいます。また、国内3ヶ所の縫製工場では主にメンズスーツを手がけていますが、そのうちのひとつ北海道小樽市の縫製工場で今回のカシミヤレディースコートが完成しました。
  • MATERIAL / PATTERN
    素材とデザイン
Point1
最高級のカシミヤ100%
カシミヤの中でも最高級の素材を100%使用し、生地の仕上げにはカシミヤの長い毛足を一定にプレスする「ビーバー加工」を施しています。そのため、肌触りはとてもなめらか。素材の魅力を最大限に引き出すつくり手たちの技術と配慮によって、カシミヤの上品な光沢を楽しんでいただけます。
Point2
ふっくらと優雅なラペル
このカシミヤコートの顔とも言えるのが胸に返る大きなラペルです。立体的で均整のとれたラペルをつくるには、生地の厚みやパターンに適した緻密な縫製が必要です。ほんのわずかな、けれども手間を惜しまないつくり手たちの技術によって、上品で優雅な表情のコートに仕上がりました。
Point3
フロントの美しい佇まい
いいつくりのコートとはフロントの佇まいが美しいものです。美しいラペル、立体的なアームホール、生地の端など細部の処理。メンズジャケットのつくりを採用した袖つけやまっすぐなヘムライン(裾)、あえてボタンを見せないデザインを見れば、このつくり手たちの自信が伝わるはずです。
  • SEWING
    縫製
「御幸毛織の挑戦を担う小樽工場」
長崎、青森、そして北海道の3カ所に直系の縫製工場をもつ御幸毛織株式会社。専門は紳士物のスーツです。工場によってそれぞれ特色をもつ中で、新しい製品のサンプルづくりや丈の長いコートの生産など、ややつくりの変わったものを担当するのが北海道の「小樽工場」です。もともとはスーツの上着やジャケットなどのいわゆる「上着」がメインの工場でしたが、現在は、長年培ってきた技術を活かし商品ラインナップを広げています。2018年の秋冬シーズンに販売したファクトリエのオーダーチェスターコートも、この小樽工場で仕立てられました。
「近代化の歴史が残る美しい街で」
美しい運河と美味しい食べ物を求めて世界中から観光客が訪れる小樽。かつては石炭とニシン漁、そしてロシアとの貿易で、道内でもっとも栄えていたと言われるこの街には、日本の近代化の歴史の跡が色濃く残っています。そのひとつが「日銀通り」のある街の中心部。当時「北のウォール街」と呼ばれたその通りには、日本銀行をはじめとするたくさんの銀行がこぞって支店をつくりました。1900年代(大正時代)に建てられた煉瓦や石造りの立派な建物は、現在、市の文化財に指定されるなど観光スポットになっています。
「文化財級の特異な縫製工場」
大理石の玄関、2階まで吹き抜けた高い天井、装飾のほどこされた立派な柱。そこにずらりと並ぶプレス機と立ち上る蒸気。「一体ここはなんだろう?」と、御幸毛織の「小樽工場」を初めて訪れた人は、入り口で思わずポカンと呆然とするはずです。なぜなら、大正13年に建てられた文化財級の建物の中に突如として縫製工場が現れるからです。
「ここはもともと旧第一銀行が小樽市に寄付した建物なんです。そこに地元のテーラーさんや小売をしていた方が集まってはじめた協同組合組織がこの縫製工場の前身なんですよ」。
そう話してくださったのは、この小樽工場の河村社長。18才でこの工場に入社してからこの道ひと筋。小樽の街と北海道の縫製工場の変遷をその目で見てきた方です。
「ハンデを跳ね返す価値を見つけたい」
昭和47年に協同組合組織として縫製工場をスタートさせた当時は、既製品が浸透する以前のあつらえ品が全盛期の頃。その後に北海道内にはたくさんの縫製工場がつくられたと言います。
「おそらく10工場近くの縫製工場がありましたが、今ではうちとあと1、2工場程度に減ってしまいました。北海道という場所にはハンデがあります。津軽海峡を越えることで納期やコストがかかってしまう。だからこそ、特色のある熟練した技術をもって、この土地で、この工場だからできるものづくりを目指さなくてはいけないと思っているんです」。
紳士物の技術を活かした、新しいジャンルのものづくりへ挑戦が急務だと社長は話します。
「80名でひとつのものをつくり上げる」
現在、社員数80名。そのうち50名が3階の縫製場の担当です。びっしりと並ぶミシンや機械の間を行き来しながら、ひとり2、3工程を担当しています。
「平均年齢は40代後半で、僕が入社した時からのベテランさんもいます。メンズのスーツやジャケットは、縫製やアイロンの工程数が多く繊細な作業が多い。ただ、そのひと手間で仕上がりが全く変わります。日々の生産があるのでなかなか難しいですが、一人ひとりがどの工程もカバーできる技術を持つことが理想です」。ひとつの洋服ができるまでに80名がバトンをつなぐ。
「これってすごい仕事でしょ?全体の流れや調子がいい時には、ミシンや機械の音がリズミカルに聞こえるんですよ」と話す社長の言葉から、つくり手への愛情が伝わってきます。
「戸惑いながらも楽しんだ挑戦」
これまでメンズ製品が流れていたラインに、突然レディースが流れる。今回のカシミヤコートの依頼に一番戸惑ったのはつくり手のみなさんのはずです。
「まず、メンズとレディースでは前身頃の合わせが逆です。シンプルなことですが、右利きを急に左利きにするようなものですから間違いやすいんです。それから特にラペルの部分は、生地の厚みに合わせて型を何度も微調整しましたね」。現場の技術部門のリーダー桂下さん。今回のレディースコートを誕生させた功労者のひとりです。
「レディースと聞いて最初は驚きましたが、私は楽しかったですよ。新しいものをつくるのは面白いですからね。みなさんからの依頼には全力で応えたいですから!」。女性のつくり手の視点や感覚が加わったことで、想像していた以上にスムーズに進んだサンプルの製作。桂下さんの笑顔と言葉には、流れを変えることを厭わない挑戦心が溢れていました。
「威風堂々とした美しい商品たち」
「この工場は、1階がプレスと仕上げ、3階が縫製、4階に企画があって、製品が縦に流れます。縫製工場としてはあまり効率がよくありませんから、どうしてこんなところで縫製をするのか?と言われたこともあります」。そう話すのは、御幸毛織の3ヶ所の工場を統括する縫製統括部の佐々木さん。各工場に特色を見出そうと奮闘しているひとりです。
「生産性だけを追い求めていた時には見えなかったことですが、歴史的価値のあるこの建物もこの小樽工場の強みにしたいなと。小樽の街で、しかもこの工場だから、このつくり手たちだからできる、上質で着心地のいいものづくりを目指したいと思っています」と話す社長。
大正時代の元銀行の建物の中にある縫製工場。ルネッサンス様式の建物の中で仕上がるジャケットやコートたちは、完成した直後から威風堂々とした雰囲気を放ちます。その製品の表情だけ見ても、ここ小樽のこの工場から生まれたストーリーと美しさの秘密が伝わるはずです。
  • STYLING
    着こなし
カラー2色/4サイズ
カラーは、柔らかな印象のキャメルとフォーマルシーンでも活躍するブラックの2色。流行に左右されない知的で飽きのこないカラーです。それぞれ36、38、40、42サイズをご用意しました。
ベルト使いで印象を変えて
共布のベルトで印象を自在にチェンジ。ふだんはさらりと垂らして、シーンに合わせてウエストでキュッと結べば女性らしいシルエットに。日常にもフォーマルにもフィットします。
さらりとラフに羽織って
ベルトを結ばずラフにさらりと羽織っているだけでも決まるのがこのコートの魅力です。「美しく纏う」という言葉が似合う、メンズ仕立てのハンサムなシルエットを楽しんでください。
  • ITEM
    商品ページ
Factelier by MIYUKIKEORI
カシミヤダブルコート/キャメル
¥ 108,000 (税抜)
Factelier by MIYUKIKEORI
カシミヤダブルコート/ブラック
¥ 108,000 (税抜)