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北海道・酪農家の長女がファクトリエに入社したワケ

北海道・酪農家の長女がファクトリエに入社したワケ
北海道・酪農家の長女がファクトリエに入社したワケ
ファクトリエ紹介
小林 正樹
こんにちは!“こばにぃ”こと小林です!

さて、今日は大人気企画「ファクトリエメンバー紹介」です!
ご紹介するのは、マーケティングチームの竹村友里(たけむら・ゆり)さん。
この顔を見て「あれ、見たことがある!」と思った方もいるのではないでしょうか?

そうです。

見覚えがあるのは、メルマガ(主にレディース)やサイト内の特集、商品ページにて“モデル”として度々登場しているから!
でも、本業は違います(笑)。
少し前までは銀座店でお客様の接客といったコンシェルジュとして活躍していたり、お客様からのお問い合わせに対応するCS(カスタマーサポート)業務を担当していましたが、最近、お客様に情報をお届けするマーケティングチームに異動しました。

そんな竹村さんに、ファクトリエを選んだ理由から、これからの目標まで、根掘り葉掘り聞いてみました(笑)。

こんなメンバーがいるんだなぁと、知っていただく機会になれば幸いです。
※最近の写真と以前撮影した写真を織り交ぜております。ご容赦くださいませ。
「このままのお金のもらい方でいいのかな」
悩み始めた新卒時代
竹村さんって27歳なんですね、ちょっとビビりました ※2021年2月現在
どういうことですか(笑)
どんなときも冷静で、ハキハキと話ししていて、なんか安心感があって落ち着いてる感じがしたので。見た目の年齢の話ではないです(笑)
褒められているのですね?ありがとうございます!
2019年3月にファクトリエに入社されたので、もう2年ですね!前職はどんなことをしてたんですか?
大学卒業後、大阪の生活雑貨を扱う専門商社で事務をしてました
大阪!我が大阪!(わたくし小林は大阪出身です)
私は堺市に住んでいましたよ~
ぼくは八尾市出身です!ちなみに、竹村さんは北海道出身だと思いますが、どうして大阪の会社に?
それはたまたまで、北海道で採用活動をしていたのが前職の会社で。そこの会社の社長の想いにひかれて、入社しました
2年くらい働いたんですかね?そこでバリバリ働いていたわけですね
最初はそうですね!でも、色々あってお話はしづらいですが、途中で私自身が思考停止になってるなぁと思うことがあって
思考停止・・・
はい。で、このままここにいてもお金をもらえるけど、そのお金のもらい方でいいんだろうか、と思い始めたんですよね。毎日ルーティンをこなすだけでいいのかな?と
仕事がルーティンになってることに違和感を覚えたんですね
ですね。で、たまたまファクトリエのことをウェブの記事で読んで、ビビッときました
たまたま見た日経ビジネスオンラインの記事
「すぐに行動して世の役に立ちたい」
ファクトリエを知ったきっかけで多いのがテレビ東京の「ガイアの夜明け」や「カンブリア宮殿」を見て、というのが多いけど、ウェブの記事なんですね
そうですね。代表の山田さんがアパレル業界の現実を語っている日経ビジネスオンラインの記事
あれですね。覚えてます
その中で「いま着ているもので日本製のものはありますか」という問いが書いてあったんですが、それを読んでハッとしました。
たしかに。その質問を私も講演でしますが、みなさんハッとされる方が多いです
日本人なのに、自分が着ているものが日本製かどうか分からない。と同時に、日本の工場が潰れそうというアパレル業界の悲惨な現実を知ったんです
ファクトリエの話やアパレルの現状を知って心に響いたのは、当時の自分の仕事の状況と何かリンクする部分があったりしたのかもしれませんね
それはありますね。会社や仕事への不満はなかったけれど、誰かの役に立っているという実感がなくて。会社がBtoB(対企業間)のビジネスだったこともあって、実際に商品を使っているお客様のことが見えなかったですし、自分が世の中の何の役に立っているのか分からなくなっていた感じかもしれません
そういう状況だったからファクトリエとは“運命の出会い”みたいな(笑)
ほんとそうですよ!ファクトリエの存在を知った時、もうここだ!という強い思いしかなかったんです。悩んでいる間にも、アパレルの状況はさらに厳しくなるばかり。だったらすぐにでも行動して、少しでも役に立ちたいと思いました
82歳でも現役の酪農家!
お祖母様の姿を見て思った
後悔のない人生を送ることの大切さ
ファクトリエでの仕事ぶりとか、当時のすぐに行動するとかっていう性格は、幼いころの原体験とかが関係してるんですか?北海道で生まれ育ってますよね
それはめちゃくちゃあります。酪農家の長女として生まれたんですが、両親からは“好きなチャレンジをするように”と言われて育ったんです
酪農家からの大阪⇒東京!
はい(笑)
さっき「このままここにいてもお金をもらえるけど、そのお金のもらい方でいいんだろうか」というお話をされてましたが、あんまり安定を求めない生き方なんですかね?
全くいらないですね(笑)
そういう性格は誰譲りなんですか?
めちゃくちゃ根本的な話をすると、今年82歳になる祖母を心からリスペクトしていて、祖母の影響が大きいと思います。
もしかして、82歳でまだ現役で酪農をし・・・:
してます!いまだに牛の搾乳とかしてます
食い気味の“してます”ありがとうございます
年を重ねても、挑戦し続けているところが本当にかっこいいと思っていて。なので、ファクトリエの品質管理担当・堀井さんも本当にリスペクトしてます
▲堀井さん。堀井さんへのインタビュー記事もあるのでぜひ
 記事:https://factelier.com/magazine/14729/

堀井さん、かっこいいですよね。信念もあるし
祖母は自分の人生にすごく満足してて、ずっと挑戦し続けてる。仕事し続けてる。それをかっこいいと思っていて、それを理想だなと思っていて
周りから見ても挑戦し続けてるのが伝わるってことは本当に熱量高いんでしょうね
祖母の姿を見てると、自分のことを未来の自分が振り返った時に「挑戦できなかった」と後悔したくないと思っています
ご両親からは「好きなことをやりなさい」って言われて育っていたとおっしゃってましたもんね。ご両親がそうおっしゃる理由って自分なりに感じてる部分はあります?
たぶん、酪農家という、生き物を相手にしてる仕事で、簡単に動けないという縛りがあるからこそ、逆に好きなことをさせたいという感覚があったんだと思います。酪農家を継いでほしい、と言われたこともないですし。もしかしたら内心はあったかもしれませんが、結果的には次女が継いでくれています
「自分の人生は、自分で動かしたい」
そういう「挑戦心」があるから、異業種だったファッション業界で働くことや、接客をすること、そして今はマーケティングをすることに抵抗はなかった?
ですね。みんなと同じでなくていい。それよりも、自分で自分の人生を動かしている感じがないとダメなんですよね。大学では理系の生物専攻でみんな大学院まで行くんですが、理由もなく院に行こうとしてる人たちもいたので、そういうのに違和感があって。だったら、「自分の意志」で早く社会に出たいと思って
人が唯一コントロールできるのが、「自分の行動」だけですからね。自分の意志というのはまさにそれですね
不安は不安ですけどねやっぱり。最近だとマーケティングチームに異動して、知らないことがたくさんあったりして。毎日後退してるのか、前進してるのか悩むこともあります(笑)
誰だってそうだと思うけど。でも毎週レポートみたいなのを社員に共有してくれてますよね?あれは自分なりのチャレンジなんじゃないですか?
そうなんです。マーケ関連の書籍を読んだり記事を見て、自分なりの発見や見解をまとめてみるということを始めてみました。少しでも何かやりたいと思って。やっぱり無知が怖すぎて・・・(笑)
「竹村さん、どんでもなく自責主義ですね(笑)」
竹村さんでも怖いと思うんだなって感じです、私からすると
常に、怖いという感情はあります!だからこそ動けるというか
しんどくなったり、つらくなったりしない?
しんどいと思うことってだいたい自分の責任なんです。自分が情けなくなる失敗をして、みっともないなって思うこともあるけれど、それをどう捉えるかは自分次第。逃げるのも自分、しんどいと思うのも自分。全ては必要なステップなんだと思いますね。
とんでもなく自責主義ですね!
かもしれません(笑)。立ち止まっている時間がもったいないって思うタイプで。私たちにはやらなきゃいけないことがある。お客様や日本のものづくりのためにやる。だから、落ち込んだりへこんだり、ビビったりしてる暇なんてないです!
Facebookやインスタなど
SNSの投稿を担当しています!
そんなこと言われると、私もテンションもあがっちゃいますね(笑)
そんなそんな。でもありがとうございます
いまマーケチームではファクトリエ公式インスタグラムやFacebookなどで記事や写真の投稿をやってますよね
そうです!今は私が担当しているので、写真がアップされたりインスタのストーリーズが上がったら、「あ、竹村さんだ」と思っていただけたら嬉しいです(笑)
今まではコンシェルジュとしてお客様と直接会ってコミュニケーションをとる役割でしたが、今はオンライン上でコミュニケーションをとる感じになりましたよね。その変化はどうですか?
そうですね、これは当然のことですが、直接お客様と会う機会が減った分、別の角度からお客様とアパレル工場のつながり、というのを感じられるようになったと思います
というと??
商品を購入したお客様がその作り手である工場に「応援コメント」を送れる機能があるじゃないですか?あれ、たぶん社内で私が一番多く見てると思います!
おお!お客様と工場とのやりとりで記憶に残っているものはありますか?
▲応援コメントはこのように、お客様と工場さんがコミュニケーションをとれる場

シャンプーやトリートメントを作ってくださっている「パルセイユ」さんのやりとりは思い出に残ってますね
どんな内容?
今まではヘアサロンのシャンプーを買っていた方が、「このシャンプーのほうがいいと思いました!」っていうコメントがあって、このメッセージ、絶対工場さん喜んでくれるだろうなぁと思ったんですよね。そしたら、工場さんからの返信が、ちょっと不器用なんだけど、愛があって、人間らしさがある本当に素敵な内容だったんです。ぜひシャンプーのページに行ってご覧いただきたいですね
心がポカポカする感じ!
ですね。見るために、めっちゃいいなあと心が温まってます
竹村さんをもっと知る!
ちょこっとQ&A
ここからは「仕事で欠かせないものは?」といった、一問一答形式で竹村さんのことを深掘り!

のはずでしたが、インタビュー内容が濃すぎて1回でまとめて紹介するがもったいない(笑)。ということで、近日公開しますのでぜひお楽しみに!
最後に小林が聞きたかった質問を
最後にひとつ質問
はい・・・(ドキドキ)
ファクトリエのサイトでモデルとして登場してますね?撮られると気分ってあがりますか?(笑)
最後の質問がそれですか!(笑)。うーん、店頭にいたころは「あ!マスクの着用モデルの人だ!」と気づいていただけて嬉しかったり、洋服についても自分が着用してるので、お問い合わせのお電話とかがお答えしやすかったり、良い面ばかりですね
モデルは嫌!と言われたらどうしようかと思いましたが、100点の回答ありがとうございます(笑)。今日はありがとうございました!
こちらこそ、ありがとうございました~!

なかなか店頭で会う機会が減っていますが、SNSのコミュニケーションは竹村さんが担当しているので、ぜひ写真をご覧になった際にはたま~に思い出していただければ幸いです!

それではまた。
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小林 正樹
お笑い担当としてファクトリエに笑いを届けています。メルマガや商品ページの文章作り、熊本本店の店長でもあります!熊本にいるからこそ九州の工場さんに会いに行って直接お話を聞いたり、現場からしか伝えられない熱さをお届けしています!