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タカモトシルク

自然と笑顔になるつけ心地
起毛シルクの極上マフラー/大判ストール
職人の誇りと挑戦が生んだ魔法のシルク。

今までにないものを作りたい
本当に良いものをお客様に届けたい
伝統的なシルク織物の産地である京都丹後地方で
たった一人で始めた最高のものづくりへの挑戦
完成するまでには幾多の壁を乗り越えてきました
誇れるものを作りたい。という強い想い
誇りとものづくりへの情熱を持って
シルクと会話しながら作った商品は
シルクの概念を覆す未知との出会い
首に巻いた瞬間に笑顔になる
そんな幸せを運んでくれます

職人の誇りをかけた挑戦が生んだ、
幸せを運ぶシルク
これが自分が作ったシルク織物です。そう言われてふと触れた瞬間、「これがシルク?」誰もがそう思うと思います。それもそのはず。高本シルクの高田さんが「カシミヤを超える風合いのシルクを作る」そう思い20年かけて開発したシルク織物は、今まで見たことのない表情をしています。上質で美しいツヤのあるシルクの表情とウールのような柔らかさ、そして今までに見たことのないふわふわな起毛。ひとたび首に巻けば、ずっと触れていたいと思わせられるほど魅力的な肌ざわり。気がつくと笑顔になっているシルクマフラーと大判ストールをご紹介します。
つくり手
京都丹後から世界へ挑む「高本シルク」
京都丹後地方といえば誰もが知るシルク織物の一大産地。一方で丹後地方では98%廃業しているという現実があるのです。ですが何百年というシルク織物の歴史の中でを受け継がれてきた確かな技術があります。この土地にタカモトシルクが創業したのは20年前。伝統的な絹織物の技術を学びながら、これまでにない付加価値をつけた最高の商品づくりをしています。そこにあるのは、本当ににいいものを作って、お客様に届けたい。それから20年。職人の誇りを持って作ったシルク織物のマフラーと大判ストールが完成しました。
  • PRODUCT STORY
    インタビュー
今までにないものを作りたい。
誇りを持って挑む、最高のものづくり
20年前に京都の丹後で創業した「タカモトシルク」代表・髙田 徹さん。アパレル業界にいたものの、本当に「これは!」と唸るほどの素材にはなかなか出会えない中、本当にいいもの、そしてこれまでにないものを作りたい!という熱い想いのもと、その挑戦は始まりました。もともとアパレル系企業で働いていて素材探しをよくしていたものの、本当にいいものになかなか巡り会えないことが多いことにやきもきしていました。そこで20年前に一念発起。「ないなら自分で作ろう!」わずか社員一人、シルク織物の経験のない中、熟練職人に毎日のように教わりながら準備を始めたのです。そこからは苦労の連続。ですが、今までにないものを作りたい。誇りを持って作った本当にいいものをお客様に届けたい。そんな熱い想いのから今回のアイテムが生まれました。
「開発ストーリー」
シルクの一大産地で髙田さんが目指したのは「カシミヤを超えるものをシルクで表現すること」。全てはそこからはじまりました。
カシミヤといえば繊維の宝石とも言われ、高価な糸の代表格です。もちろんその最高級な糸で作られた商品の肌ざわりや柔らかさ、美しさは誰もが絶賛しこれ以上のものはない!と言われていました。ですが、そんなカシミヤを超える生地をシルクで作れるのではないか。シルクを新しい織り方や加工によって生まれ変わらせられるのではないか?そうして1から、もっというと0から始めたものづくりへの挑戦がはじまりました。苦労の連続だった開発ですが、今回初めて世の中に商品として届けられることになりました。創業から20年、その間の幾多もの挑戦や開発の舞台裏、そしてものづくりへの想いをインタビューしました。
<1>そもそもなぜカシミヤを超えるシルクなのか
まず驚いたのが高田さんが織物をやったことがなかったということ。でも自分が欲しいものを作るなら、自分でやるしかない! そう考えた高田さんは、職人の家を訪問して、絹糸の織り方を一から学びます。
ですがそもそもなぜカシミヤを超えるシルクを作ろうと思ったのでしょうか。繊維の宝石がカシミヤなら、シルク(絹)は「繊維の女王」。蚕の繭からとった天然繊維で、空気をたくさん含むため保温性に優れ、熱を逃さず冬場は暖か。しかも人間と同じタンパク質のため肌に優しく、その上質な光沢とともに古くから世界中で愛されてきました。そんなシルクでカシミヤを超える糸と商品を作りたい、そう考えたのだそうです。
<2>京都丹後が絹織物の一大産地なワケ
ただ、シルクは取り扱いが本当に難しいのです。高田さんはこう言います。「シルクは本当に繊維が細くて、しかも均一じゃないんですよ。しかも乾燥するとすぐに切れてしまう。湿度によって伸び縮みするので、それが変わると織物の幅も変わってしまうので大変なんだよね」そんな話を聞いているだけでなんと厄介な・・・と思ってしまうほど。でもそこに京都が一大産地になり得た理由があります。京都は盆地で湿度が高い蒸し暑くジメジメしたところ。それがシルクに最適なんだそう。タカモトシルクの工場は土壁。それも湿度を一定に保つという昔ながらの知恵が生かされているのです。さてそんな京都・丹後地方で創業した高田さん。ここから始まるものづくりは苦労の連続でした。
<3>糸だけで3年。シルクと会話をする職人・高田さん
カシミヤを超える糸と織物を目指して始めた挑戦。まず糸造りから始めました。糸造りの三大要素は太さとよりと密度。たくさんの組み合わせを考え、試していったそうです。ですが扱いにくいシルクの糸は切れてしまったり、思い通りの良い糸がなかなかできません。でも高田さんはこう言います。「シルクは言うこと聞かない。でもシルクからしたら「ちゃんと扱え!」と。だから会話をするようにシルクの状態をしっかり見てないといけないんです。」でもこうして望む糸ができるのに、気がついたら3年かかったそうです。
<4>失敗の連続。でも諦めなかったシルクの起毛研究
次の壁こそ、これまでにないシルクを生み出すのに重要な工程「起毛」。これも本当に失敗の連続だったそう。というより「起毛は失敗ばかりだった」と振り返ります。起毛は簡単にいうと生地をひっかくことで起毛するのですが、この方法を編み出すのに何年もかかったのです。これは門外不出
<5>完成!でも終わりなき旅
失敗の連続でしたが、創業から20年。門外不出の極秘製法が完成。でもここで終わりではないのです。サンプルだけでは量産で失敗することもあるので量産まで気が抜けないのだそう。そしてやっと量産までたどり着き今回ファクトリエで世の中に初めてお披露目できることとなりました。かつてない極上の肌ざわりの起毛したシルク織物で作ったアイテムが完成したのです。
が・・・。「今の糸で成功しても、シルクは生き物だから来年になればまたそれに合わせたレシピを考えないといけないんだよ。」と高田さん。終わりなき挑戦の旅は続くのです。でも、手のかかる子ほど可愛い、そんな風に感じるほど、微笑みをたたえながら語られていました。
「誇りを持って挑む それこそがプロである」
ファクトリエはその挑戦ができる環境がある
「消費者と近いところでやりたかった。いいものを届けたい!」

「昔はもっと素材にお金をかけてたんだけどね。」とつぶやいた高田さん。環境の変化により、今あるものをそのまま使うブランドが増えてしまったため、新しい糸や生地を自分で開発しようという気概のあるブランドが減ってしまったのだそう。
通常のブランドは価格に対する製造コストが20%とかなので、最高の生地開発すればお金がかかり売れない値段になってしまう。今回のシルクもそうして諦めたこともあるのだそう。そして生地コストを抑えれば、本当にいいものは作れない。職人のジレンマを感じます。ここに高田さんがファクトリエに声をかけた理由がありました。
「だからこそ、消費者と近いところでやりたかった。ファクトリエでは純粋な価格でお客様に届く。だからファクトリエとやりたかったんです。」

誇りを持ったものづくりと挑戦できる環境がファクトリエにはある

高田さんに最後にものづくりにおいて譲れないことは何かと聞くと、こう答えました。
「本当にいいものを作ろうと思ったら、職人が誇れるものづくりをしないといけない。そのためには素材や技術を諦めてはいけないんです。ファクトリエだと製造原価が高いから、同じ価格でも贅沢に素材に向き合えることが武器。」

そうしてさらに続けます。
「やっぱり、誇りの持てる仕事をしたい。そして、その仕事に誇りがあるか、という問いかけをしながら作っていればいいものができる。誇りを持って挑むこと、それがプロだと思うんだよね。ファクトリエには、それができる環境がある」

高田さんがその誇りと自信を持って世に送り出せるアイテムが完成しました。

最後にお客様にひとこと

「本当に気持ちいんです! 着けた人に声をかけるなら「幸せですか?」ですね。」
と高田さん。

首元に巻いてみれば、このアイテムが生まれたストーリーと高田さんの想いが伝わります。
幸せを運ぶシルクマフラー。そんな言葉がぴったりです。
  • ITEM
    商品ページ
Factelier by TAKAMOTO SILK
シルクマフラー/全4色
¥ 17,000 (税抜)
Factelier by TAKAMOTO SILK
シルク大判ストール/全2色
¥ 22,000 (税抜)