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もうすぐ夏本番ですね。そんな夏の熱い企画として、ファクトリエが毎月開催する工場ツアー2015を特集します。 工場見学は、新たな発見と出会いの連続。普段は当選者限定の企画ですので、通常見られない「工場の裏側」を特別総集編として、ぜひご覧ください。
国内外から高い評価を受けるジーンズの産地、岡山県児島。この児島から世界中に発信し続け、現在では欧米、アジア25か国で取扱われるブランドに。そんな藍布屋で、素材・シルエットに特にこだわりをもってできたのがJAPAN BLUEジーンズ。
まずは岡山県岡山市南区中畦にある桃太郎ジーンズ中畦店に併設している製織工場の見学。 1日に40mを生産する織機が9台並んでいます。 普段は一般客は入ることのできない製織の現場。 シャトル織機でしかできないセルビッジのデニム生地が織られていく様子を見ることができました。
経糸に緯糸が通されていく時に生じる大音量のなか、耳栓をして仕事をされているのは職人の内田さん。この道、約40年のベテランに参加者は質問攻め。製造現場で働く職人さんがカッコよく見えました。見学した場所はほんの一部ですが、瀬戸内地域からMade in Japanの高品質なデニム生地がつくられているのです。
今回のツアー中の工場ではコートジボワールコットンのデニムが織られていました。 コートジボワールコットンとは、機械化されず手摘みならではの収穫によって保たれる綿花の風合いの豊かさを製品に反映できる素材として、昨年から株式会社ジャパンブルー様が輸入を開始したものです。 初めて見る現場に参加者も興味津々。製造現場を自分の目で実際に見ることで、自分が履いている1本のジーンズが出来上がるストーリーが心に響き、“今までよりもデニムが好きになりました。” という声をたくさん聞きました。
続いては児島ジーンズストリートへ移動。児島ジーンズストリートは、国産ジーンズ発祥の地である倉敷市児島にあるジーンズのお店が集まった商店街のメインストリートです。地元メーカーや児島商工会議所等による協議会が味野商店街の空き店舗への誘致活動を行っているストリートであり、国産のデニムを取り扱っているショップがずらりと並んでいます。
今回はこの児島ジーンズストリートに一部ある縫製工場を見学。ボタンやリベットの打ち付け体験や、実際にミシンを動かして縫製体験をしました。中には特殊ミシンを動かす体験をさせていただいた参加者も。 貴重な機会となりました。
参加者は今回のツアーのために準備していただいたジャパンブルーのロゴが入ったオリジナルバッグにボタンやリベットを打ち付けます。機械によって一瞬で打ち付けられる初めての経験に感動。 ビクビクしながらも正確に仕上がるように集中して取り組みました。
目の前で職人の方に”オーバーロック”を見せていただきました。この縫い方はジーンズの特徴の一つであり、特に女性の参加者は家庭用ミシンでの裁縫との違いに驚き、興味深々でした。
ヴィンテージジーンズの特徴であるセルビッチは、豊田自動織機の旧式の力織機でしか出せない風合いを出しています。ジャパンブルーの味を出すために「青耳」に。内股部分の糸と同色にしました。通常よりもゆっくりとしたペースで織りあげられるため、ふくらみのある素朴な表情の生地に仕上がります。
ファクトリエのアイテムの中で多くのお客様から特に支持をいただいているアイテムを集めました
FACTORY TOUR REPORT
#01 JAPAN BLUE FACTORY at OKAYAMA
JULY - 2015
もうすぐ夏本番ですね。そんな夏の熱い企画として、ファクトリエが毎月開催する工場ツアー2015を特集します。
工場見学は、新たな発見と出会いの連続。普段は当選者限定の企画ですので、通常見られない「工場の裏側」を特別総集編として、ぜひご覧ください。
Factory Infomation
国内外から高い評価を受けるジーンズの産地、岡山県児島。この児島から世界中に発信し続け、現在では欧米、アジア25か国で取扱われるブランドに。そんな藍布屋で、素材・シルエットに特にこだわりをもってできたのがJAPAN BLUEジーンズ。
Tour Report
まずは岡山県岡山市南区中畦にある桃太郎ジーンズ中畦店に併設している製織工場の見学。
1日に40mを生産する織機が9台並んでいます。
普段は一般客は入ることのできない製織の現場。
シャトル織機でしかできないセルビッジのデニム生地が織られていく様子を見ることができました。
経糸に緯糸が通されていく時に生じる大音量のなか、耳栓をして仕事をされているのは職人の内田さん。
この道、約40年のベテランに参加者は質問攻め。製造現場で働く職人さんがカッコよく見えました。
見学した場所はほんの一部ですが、瀬戸内地域からMade in Japanの高品質なデニム生地がつくられているのです。
今回のツアー中の工場ではコートジボワールコットンのデニムが織られていました。
コートジボワールコットンとは、機械化されず手摘みならではの収穫によって保たれる綿花の風合いの豊かさを製品に反映できる素材として、昨年から株式会社ジャパンブルー様が輸入を開始したものです。
初めて見る現場に参加者も興味津々。製造現場を自分の目で実際に見ることで、自分が履いている1本のジーンズが出来上がるストーリーが心に響き、
“今までよりもデニムが好きになりました。”
という声をたくさん聞きました。
続いては児島ジーンズストリートへ移動。
児島ジーンズストリートは、国産ジーンズ発祥の地である倉敷市児島にあるジーンズのお店が集まった商店街のメインストリートです。地元メーカーや児島商工会議所等による協議会が味野商店街の空き店舗への誘致活動を行っているストリートであり、国産のデニムを取り扱っているショップがずらりと並んでいます。
今回はこの児島ジーンズストリートに一部ある縫製工場を見学。
ボタンやリベットの打ち付け体験や、実際にミシンを動かして縫製体験をしました。
中には特殊ミシンを動かす体験をさせていただいた参加者も。
貴重な機会となりました。
参加者は今回のツアーのために準備していただいたジャパンブルーのロゴが入ったオリジナルバッグにボタンやリベットを打ち付けます。
機械によって一瞬で打ち付けられる初めての経験に感動。
ビクビクしながらも正確に仕上がるように集中して取り組みました。
目の前で職人の方に”オーバーロック”を見せていただきました。
この縫い方はジーンズの特徴の一つであり、特に女性の参加者は家庭用ミシンでの裁縫との違いに驚き、興味深々でした。
Interview
正直なところ私自身はアメリカのジーンズしか持っていなくて、日本のジーンズを見てみたいなと思って参加しました。
縫製は素晴らしい人が縫っているので温かみを感じました。
このツアーに参加してみて、日本のデニムも悪くないんじゃないかと思って、すごく良かったです。
リベットの打ち込み体験もうまくできませんでしたが楽しかったです。
でも自分ができないからこそ職人の方がちゃんとやっていてそれを量産できるというのはすごいし、尊敬できるなと思いました。
Factory Item
メンフィス×ジンバブエコットン
ヴィンテージジーンズの特徴であるセルビッチは、豊田自動織機の旧式の力織機でしか出せない風合いを出しています。ジャパンブルーの味を出すために「青耳」に。内股部分の糸と同色にしました。通常よりもゆっくりとしたペースで織りあげられるため、ふくらみのある素朴な表情の生地に仕上がります。
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