MEMBER - HATANO

──ファクトリエで働こうと思った理由は何ですか?

地方の工場を応援したいという想いと、100年続くブランドづくりのお手伝いをしたいという想いからです。私は地方出身で、祖父が住んでいる地域の人口がどんどん減少している状況に前々から危機感を覚えていました。各地で人口減少が進む中、日本独自の技術を守り、未来に活かすというファクトリエの理念にはとても共感できるものがあり、コンシェルジュとして働くことを決めました。働きはじめてから今に至るまで、作り手の技術が結集し、作り手の顔が見えるという温もりを持った商品を提供できることに対して、変わることなく幸せを感じています。

──担当している業務について教えてください。

直営4店舗を統括しています。私自身、コンシェルジュとしてお客様それぞれの好みやライフスタイルを把握し、それに適した商品提案を行うのはもちろん、販売計画の立案や実行、数値目標の設定、全店舗のコンシェルジュメンバーのマネジメントなども担っています。ファクトリエが他のブランドと大きく異なるのが、社員やアルバイトを含めた全員で接客を行っていること。コンシェルジュ以外のメンバーにも情報共有を図ったりトレーニングを実施したりしながら、全社的に販売力の向上を図っていくことも私の役割です。

──今の業務でどんなところが楽しいですか?

ファクトリエはインターネットを活用したビジネスモデル。商品をただ購入するだけであれば、Web上で完結できます。その中で店舗が果たすべき役割を常に模索しており、「お客様にどんな体験を店舗で味わっていただきたいか」を他のメンバーと一緒に考えながら実行しています。店舗の雰囲気や空気感を気に入って再訪してくださったり、コンシェルジュに会いに来ることを目的に店舗までお越しいただいたりするたびにやりがいを感じます。ファクトリエのアイテムは老若男女が着用できるベーシックなものがメインなので、いろいろな方と接する機会があるのも醍醐味の1つ。ファクトリエの商品を通して出会いの輪がどんどん広がっています。

──ファクトリエでどういった未来を実現させたいですか?

日々商品に触れる中で、自分たちが自信を持って勧められる良いものを作っており、多くの方たちに幸せをもたらせるブランドであることを強く感じています。私が理想として描いているのは、ファクトリエがお客様の生活の一部になっている未来。例えば、何か洋服が欲しくなったときや、誰かにプレゼントを贈りたいと思ったときに、ファクトリエが自ずと頭に浮かぶような存在にしたい。これからも作り手と使い手を繋ぎながら、理想の実現に向けて努力を続けていきたいと思っています。