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メールマガジン サンプル 03

【メンバー紹介】Vol.13:木村 敦子 ~ひとりのお客様だった自分がファクトリエメンバーになったワケ~

配信日 2019年 5月27日(月)

こんばんは!ファクトリエのインターンの小宮です。

まだ五月にもかかわらず夏日のような暑い日が増えてきました。
夏に向けて新しい洋服を買ったり、この夏にやりたいことを考えるとウキウキしている今日この頃です。!

さて、今日は毎月恒例「ファクトリエメンバー紹介」!

ご紹介するのは、ファクトリエ銀座店コンシェルジュとしてお客様の接客を行ったり、またカスタマーサポートとしてお客様からのお問い合わせの対応を担当している木村 敦子(きむら あつこ)さんです。

私はインターンをやりながら、木村さんのお客様に対する誠実な対応や綺麗な言葉遣いにいつも感動していて、今回お話が聞けることをずっと楽しみにしていました。

前職のお話から、木村さんがいつも心がけていること、そして趣味の話や私の就活の相談まで(!?)、内容盛りだくさんとなったインタビューの様子をお伝えしていきたいと思います!

【ファクトリエ・メンバー紹介 Vol.13】
木村 敦子

木村さんときちんとお話するのはこのインタビューが初めて。(どきどき・・・・)

前回紹介した三沢さん曰く、木村さんのお仕事されている様子は、

「お客様対応で両手に電話を抱えながら、さらに配送する荷物の準備も同時にやっているように見えるくらい動きが俊敏で仕事が早い!」

とのこと。

“俊敏さ”というキーワードでいうと、確かにインタビュー前の事前アンケートについても、あっという間に回答をいただけたので、その早さにとても驚いたのを覚えています。

「相手の時間を奪っている」という感覚

木村:「頼まれたお仕事はすぐに取りかかります。先延ばしにしてて良いことはないですから(笑)。
そのほうが相手にとっても喜ばれることなら、なおさらですね」

常に相手のことを思いやる姿勢がとても自然な木村さん。

そんな木村さんは大学卒業後は百貨店に就職し、店頭業務からバイヤー、フロアマネージャー、商品企画など多岐にわたってご活躍されていました。

どの業務もたくさんの“人”と関わるお仕事

木村:「話し方や表情など、どのようにすれば相手に伝わるかを考えながら仕事をしていました。
あとは、話したりするときは常に“相手の時間を奪っている”ということを忘れずに感謝の気持ちを持つことが大切ですね」

どこまでも相手のことを思いやる考え方に感銘を受けます。

では、そんな木村さんが一体どのようにしてファクトリエに携わることになったのか?
木村さんの“思いやり”の真髄に迫っていきたいと思います!

【ファクトリエとの出会い】
お客様から始まった!?
商品への共感が人生を動かすきっかけに

“役に立ちたい”という想いを
強くさせたのは「ガイアの夜明け」

前職を退職されてから木村さんにはこんな思いがあったそう。

木村:「以前の経験を生かして何か社会の役に立てることはないかと考えていた時、テレビ東京の「ガイアの夜明け」でファクトリエのことを知りました。
それを見た瞬間、バイヤーの仕事で工場に訪れた時に感じた“ものづくりの愚直さや誠実さ”が呼び起こされました」


この放送をきっかけに、木村さんは代表の山田さん宛に手紙と履歴書を送ることを決意

メールや電話で簡単に連絡が取れるのに、なんでわざわざ“手紙”を送ったのでしょうか。

木村:「山田さんが何か想いを伝える時は必ず手紙を書いていることを知り、私もただ働きたいということだけではなく、自分の考えや想いを伝えたいと考え、手紙を書きました。
人が想いを込めて書いた文字は、感情と共に相手に伝わっていきます

人に何か伝える時は、その内容だけではなく“方法”も一緒に考えていくと、より良いコミュニケーションが生まれるのだと改めて考えさせられたお話でした。

大事なのは“消費者目線”

では、木村さんが手紙に綴った想いとは何だったのか聞いてみました。

木村:「私はまずファクトリエの商品を買いました。シャンブレーのシャツとテンセルカシミヤのカーディガンを。
バイヤーの経験から“自分自身が商品に納得して本気でお勧めできる商品かどうか”というのが私にとって大きな判断基準なんです。
実際に使ってみて、その着やすさ、肌触り、丁寧な縫製にすぐ納得できました」

今までファクトリエの理念や取り組みに共感して入社したという話はたくさん聞いてきましたが、実際にお客様、消費者として使ってみて共感したというのは初めてでした。


木村:「あとは何と言っても、山田さんの手紙と工場さんからの手紙が一緒に入っていて、どういう想いで作られた商品なのかっていうのが実感として得られたのが今でも忘れない感動でした」

このような細部にまでこだわる取り組み、そしてきちんと納得できる商品に共感し、その想いを手紙に書いたそうです。

「働く」基準は人それぞれだと思いますが、その会社の提供しているものに納得できるかどうかというのは大切な要素だなと感じました。

そして、最終的に使うお客様の目線を真っ先に考えられるという、これもまた木村さんの“思いやり”なのでしょうか。

ファクトリエの好きなところ

木村さんがファクトリエに携わること4年。

実際に働いてみて、ファクトリエの好きなところを教えていただきました。

木村:「メンバーの皆さんが常に前向きであるところ。
何かトラブルがあったときに常に自分のこととして捉えて解決に向かおうとする姿勢を見たときにそう思います」

お客様のお問い合わせ対応を担当している木村さんは、社内の色々な方々と協力をして課題解決に取り組んでいます。

そのような時にトラブルを我が事として受け止めることができるのが“ファクトリエのメンバー”だと嬉しそうに話してくれました。

【木村 敦子のお気に入り】
Factelier by 荻田縫製研究所
今治タオルシャツ

様々なアイテムを展開しているファクトリエですが、スタッフは普段どんなものを実際に着て、お気に入りとしているのか。
その背景にあるストーリーと共に聞いていきたいと思います。

これからの季節にぴったりな今治タオルシャツ

シャツの裏側がタオルのパイル地になっており、汗をかいてもすぐに吸収してくれるので暑い日でも快適に過ごせます。

木村:「何と言っても着心地が抜群に良いんです。
裏のパイル地は普通のタオルのものより細かい糸で作られているので、とても柔らかく気持ちがいい」

実際に私も触ってみましたが、考えていたタオル生地とは全然違うもので驚きました。

でも「タオル」となるとカジュアルすぎる印象で、シャツのきちんと感があまりないのではないかと思い、実際のところどうなのか聞いてみました。

木村:「パイル地になっているのは裏だけで、しかも細かい糸を使用してるので見た目は全然パイル地に見えないんです。
あとは“襟”がこのシャツの素晴らしいところ。
高級シャツに使用されるフラシ芯を使っていて綺麗な形を維持できます。
そして第一ボタンがあえて無いデザインで、襟の開き具合絶妙です。
このエレガントさがとても好きです」

よくぞ聞いてくれました!と言わんばかりの笑顔でお気に入りポイントを話してくれた木村さん。

女性らしいシルエットが魅力的

襟のエレガントさはもちろん、着て感じてほしいのは“女性らしいシルエット”なんだそう。

木村:「ファクトリエのシャツは、今はドロップショルダーでたっぷりとしたデザインのものが多いんです。
それらのシルエットももちろん綺麗なんですが、このシャツはその中でもコンパクトで身体のラインをとても綺麗に見せてくれます」

確かに丈感が丁度良くて、シャツをインしなくても綺麗に見えるバランスが素敵だと感じました。

木村:「なのでシルエットを綺麗に見せたいシャツを聞かれたら、私は迷わずこの今治タオルシャツをおすすめします!
一枚でさっと着るだけで女性らしさが際立ちます」

着ていて気持ちが良い、見た目も上品さがある優れものの「今治タオルシャツ」。

みなさんも是非その感覚を味わってみてください!

【座右の銘】
笑う門には福来る

その人が生きていく上で大切にしている言葉、道しるべのような言葉を聞いていきます。

木村さんの座右の銘は「笑う門には福来る」


“いつもにこやかに笑っている人の家には、自然に幸福がやって来る”

まさにいつも笑顔でパワフルな木村さんにぴったりの言葉です!
この言葉を感じるようになったのは、社会人になってお給料をいただくようになってからだそうです。

笑わない者には福が来ない!?

学生時代も友達といる時は割とケラケラ笑っていることが多かったそうですが、“笑顔を作る”ように心がけるようになったのは働くようになってから。

木村:「笑顔でいるということは、周りと気持ちよく仕事をしていくために大切にしている私の信条です。
社会人になって、相手に与えた印象や接し方って結局自分に返ってくるんだと感じる経験をして、そこから意識的に明るくニコニコしようと思うようになったんです」

仕事をしていく上で“笑顔でいる”ことの重要さに気づいていった木村さん。

木村:「バイヤーになって様々なお取引先と交渉する時に、相手の考えや意向を引き出したいと思っているのに、こちらが仏頂面でいたら何も引き出せないですよね。
でも笑顔で誠実に向き合うと、相手も気持ちよく接してくださります。
なので結局自分の行いは自分に返ってくるということですね(笑)」

そうした経験があったからこそ今の笑顔溢れる木村さんに繋がっていると思うと、自分の感情がすぐに出てしまう学生の私はまだまだ未熟者だなと強く感じました。

笑う大切さは“周りを不快にさせない”ということ

初めて木村さんの座右の銘を聞いたときに、“自分自身”のモチベーションをあげるためかなぁと勝手に想像していましたが・・・

考えもしなかった答えが返ってきました。

私が“笑う大切さ”とは何かと問うと、木村さんはこう即答しました。

木村:相手を不快にさせない。これに尽きますね
もちろん自分にとっても前向きになれるパワーがみなぎってきますし、それも大切なことなんですが、一番は一緒に過ごす相手のために“笑う”ということが私にできる最大限のことなんじゃないかなと思います」

すごい・・・の言葉しか出てこない私。

笑顔は大切なことであると理解はしているつもりでしたが、自分の笑顔が相手にどのように映っていて、どんな感情を抱かせているのかまでは全く考えたことがありませんでした。

どうすればそんなに相手のことを気遣える考えになるのでしょうか。

木村:「感謝することですね。就活の面接でも一緒ですよ!
自分のために時間を割いてくださったんだなって思うと、相手に対して誠心誠意尽くそうと思うでしょう?
なので相手を思いやる小さな気持ちが結果的に自分の笑顔に繋がるんです」

笑顔になるのも訓練!

そうは言っても、笑えないときもあったはず・・・。
そんなとき、木村さんはどのように乗り越えてきたのか聞いてみました。

木村:「そんなのもちろんありますよ!!(笑)。笑えない時なんて全然あるある!」

そう笑い飛ばしながら答えてくれました。

木村:「仕事帰りに電車の窓に映る自分の顔が、すごい眉間にしわがよっててひどい顔になってたり。
うまくいかなかった日はシャワーを浴びながら思いっきり泣いたり。
でも、それをどうやって笑顔に持っていくかは訓練なんですね。
若い時はなかなか気持ちの切り替えができないけれど、だんだんできるようになります」

いざ仕事場に立てば、そこではもうプロフェッショナルでいなければならない。
そんな木村さんの強さが見えた瞬間でした。

でもこうした人間味溢れるエピソードは、木村さんに少し親近感を感じることができて嬉しくも思いました。

【木村敦子の“語れる逸品”】
ドラムスティック

気がつくといつも傍らにあるもの。

仕事の相棒のようなものだったり、なんか捨てられずにずっとあるものだったり。
そんな“語れる逸品”を聞いてみました。

始めたきっかけは音楽教室の戦略!?

穏やかで優しい雰囲気の木村さんがドラムをやっていたということを知りとても驚きました。
そのきっかけからお話ししていただきました。

木村:「小学生の時にもともとエレクトーンを習っていて、するとそこの音楽教室が戦略的にバンドを作ってコンテストに参加しようっていう取り組みが始まったんです。
なので面白そうだったので参加してドラムを始めました。
プロの先生にリズムの基本から教えていただいたのですごく楽しかったのを覚えています」

音楽教室は小学6年生まで続けて、そのあとは時々趣味としてやる程度だったそうです。

そして月日が経ち、前職の時に夏の納涼会でバンドを結成し披露することになります。
このドラムスティックはその時に購入されたものです。

木村:「たまたま前職の時にギターとベースができる人がいて、せっかくだったらやろうよと話が進み、バンドを結成することになりました。
ビートルズやアン・ルイスを演奏して歌いましたね(笑)良い思い出です」

まさかのロック!!かっこいいです!!

そのほかにも様々な音楽をされてきた木村さん。

音楽は私にとって“人生の柱”

エレクトーンから始まり、ドラム、中学生の時はブラスバンドでユーフォニアム、そして高校生の時は合唱部に。

こうして音楽を通して人生を歩んできた木村さん。
語れる逸品であるドラムスティックは木村さんにとってどんな存在なのでしょうか。

木村:「習い事で小さい頃から音楽に携わってきて、音楽に関わることは私にとって人生の柱みたいになっているところがあります。
その中で小学生の時に習ったドラムのツールであるスティックは自分が大事にしてきた原点を思い出させてくれるみたいなものかな」

現在でも合唱は続けられていて、高校の合唱部の顧問の先生とOBで集まり、月に一回練習をしているそうです。
今は9月の公演に向けて頑張っているみたいです!

音楽が大好きな木村さんは元気を出したい時に音楽を聞くようにしているそうで、

木村:「落ち込んでいる時はお気に入りの音楽を聴くと頑張ろうって思えるようになります。
今はボヘミアンラプソディーの映画のサントラをよく聴いています!
(昔はクイーンのコピーバンドをやっていたことも・・・)」

音楽の話をしている木村さんはとても生き生きしていて、本当に大好きなんだなぁと聞いていて感じました。

木村 敦子の
オススメアイテム

今治タオルカジュアルシャツ

肌触りがよいのはもちろんのこと、汗をかいたときにべとつかず肌離れがよいことです。
襟の開き具合も第一ボタンを外していただくと適度に開くため、蒸し暑い時に少しでも涼しく装いたいときにピッタリの一着です。

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シルキーサテンストレッチブラウス

シルクを彷彿とさせる生地でありながら、洗濯もできるブラウス。そして何と言ってもシルエットが綺麗!
一枚でも様になるため、アクセサリーやスカーフでアレンジするだけで“ちょっとしたお出かけ”に相応しい一着になります。

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いかがでしたでしょうか。

木村さんの持つ“思いやり”の深さが感じられるインタビューとなり、私自身も多くのことを学ばさせていただきました。

最後に、コンシェルジュやカスタマーサポート業務はやはりお客様に直接「伝える」仕事であるということを踏まえて、“想い”を伝えるうえで大切にしていることを聞いてみました。

木村:嘘や偽りがなく誠実に対応し、そのお客様が何を求めているかを汲み取った上でお応えしていくことが私の役割かなと思います。
そして絶対に自分の力を過信しないこと。
もちろんお客様にご満足していただきたい気持ちはあるんですけど、これが正解だという過信はしない。
目の前にいるお客様にどれだけ誠意を持って接することができるか、その一点に尽きます」

自信と過信の区別はしっかり線引きしないといけない。と木村さんはおっしゃいます。

自信は知識や経験が裏付けされていて滲み出るもの。
過信は単なる思い込みにすぎないこと。


これから社会人になっていく私はこれを忘れてはいけないなと直感で思いました。

まだまだ面白い話はありましたが、今回はこの辺で。

木村さんは銀座の店舗で勤務されているので、笑顔の秘訣や音楽の話が聞きたい方はぜひ足を運んでみてください。
土曜日は終日いらっしゃるのでたくさんお話がしたい方は狙い目ですよ!

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

それでは次回もお楽しみに。

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