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シャトルノーツ特集

日本のクラフトマンシップを
継承する生地メーカー

「播州織」の産地として、江戸時代から織物業が盛んな兵庫県西脇市。 「シャトルノーツ」はこの地でMade in Japanにこだわる生地ブランドとして誕生しました。 “シャトル”とはシャトル織機で使われる“杼(ひ)”のこと。 大量生産の風潮のなかで存在感を失いつつあるこの織機が、かつて全盛だった時代に日本のものづくりがもっていた、個性とクラフトマンシップを最新のテクノロジーで復活させる。 そんな想いのもとブランド名は“杼”が織る際に奏でる“音(Notes:ノーツ)”をさして名付けられました。

- 想いから生まれたシャツ -

長く楽しめるシャツ

ドレスシャツなどでも使われている“80番手双糸”という上質な糸を使用し、高密度に織り込んだ丈夫な生地。 この素材に、透きとおった青とカジュアル感が特徴のインディゴ染めを組み合わせました。 生地を高い密度で丈夫に織った理由は、インディゴ染めの魅力のひとつである経年変化を長く楽しんでいただくため。 着込んでいくほどに、次第に優しい風合いに変化して“自分だけの一着”が仕上がります。

イメージを覆す素材

フランネルとは、表面を起毛させた織物のこと。 この毛羽だたせた繊維が空気を含み、あたたかくて柔らかい質感の生地に仕上げることができます。 今回の生地は、通常のフランネルの特長に加え、この起毛を高密度に織った生地に行うことでドライタッチに仕上げたもの。 開発時、職人たちの間ではフランネルのイメージを覆すしっかりとした素材感を表して「ガシネル」と呼ばれていました。 生地本来の丈夫さや風合いをそのまま活かし、洗いを重ねてもシルエットが崩れにくい、しっかりとしたシャツに仕上がりました。

古き良き時代のものづくり

布帛素材の織機のなかでも、一番古いタイプの織機を使用しました。 この織機で織られる生地の特徴は、最新の織機には出せない味のある風合い。 さらに、糸に負担をかけずに、糸本来の形状を出来るだけ保ちながら織ることができるため、膨らみのある生地に仕上がります。 時代を超えて愛されてきたヴィンテージ織機に敬意を込めて、この織機で織られた証とも言える“生地の端にできる耳(通称:赤耳)”を台衿にあしらいました。

突き詰めることで生まれる個性

フランネルの特徴である“ふわふわ”とした肌ざわりが生まれる理由は、表面に施される起毛。 その加工を通常よりもじっくりと時間をかけて丁寧に行うことで、繊維のきめが細かくなり、より柔らかい生地ができあがりました。 フランネルシャツといえばラフなものをイメージしやすいですが、細かく起毛された生地はふっくらとした質感をもち、上品なシャツに仕上がりました。